みなさん、ガリ梨食べてますか? 都市部はちょっと品薄と聞きましたが私は冷蔵庫に1本だけキープしています。本当に毎日暑いですね。こういうの英語でなんつうの? って思いません? Hot!だけでいいの? ……いいえ、「暑い」にもいろいろあるんですよ。今日はそんな「猛暑」の表現です。
●Hot (ほっと)
当たり前の「暑い」の他に「辛い」「カッコイイ」なんて意味もあります。……え? カッコイイはCoolだろ? そう、それも正解です。どっちも言うんです、ハイ。
以下、hotを使った「メチャクチャ暑い」表現です。
● Boiling hot(沸騰しそうに暑い!)
●Baking hot (焼ける様に暑い!)
夏の車の中などをこんなふうに言うことが多いです。Bakeはパンやケーキを「焼く」という動詞です。日本のように湿気をともなうのではなく、ひたすら日光にジリジリやられる感じがよくでてますよね。
●Steamy (すちーみー)
蒸気(steam)の出るような、ムシムシした暑さのことです。日本の夏なんかはこっちに近いかもですね。Steamyには別に「(蒸気が出そうなくらい)ムンムンな色気のある」とか「エロくて肉感的な」という意味もあります。It’s a steamy summer. がただの「蒸し暑い夏」になるのか「エロい夏」になるのかはその人次第ですね、うん。
● Scorcher(すこーちゃー)
焼けつくように暑い日のことです。Today is a scorcher. みたいに言います。名詞なのでa がつきますよ。aとかtheは日本人にはピンとこない文法ですが、意外と欧米圏ではないと不自然に感じる人が多いです。ちなみに形容詞はscorchingです。
●Heatstroke(ひーとすとろーく)
熱射病や日射病のことです。英語だと区別はなくて、夏、日光の下やあついところに長時間いると起こる、風邪に似た症状をこう呼びます。名前がなんかカッコイイ感じがするのは私だけでしょうか?
というわけで、今回はとにかく「暑い!」の表現でした。これくらいなら外国人にも気軽に言えると思います。Have a very hot day!
(文&英語&イラスト:Maiko Kissaka)