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【東南アジアの屋台村】アジアで日本料理を創作すると、奇抜な料理ができあがる!

2011年10月2日

台湾や中国などのアジア圏を始め、マレーシアやタイ、インドネシアといった東南アジアの国々を訪れる際に押さえておきたい観光スポットといえば「ナイトマーケット(夜市)」。

地元ならではの食べ物や洋服に雑貨などが安価に手に入ることから、いつも地元の人や観光客で賑わっています。とはいえナイトマーケットは人々の熱気がムンムン、ゴミゴミしているところが多いため、好き嫌いが分かれるかも。

そこで本日は、ポーチ取材班がフィリピンのマニラで見つけた夜市『Midnight Mercato』をレポートします。生のライブ演奏を楽しみながら世界各国の料理が格安で楽しめる、デートにもピッタリの場所です。なんだかちょっとわくわくし てきませんか?

フィリピンでは和食が人気ということもあり、『Midnight Mercato』でも和風の食べ物を数多く見かけます。

まずは各国のイメージに合わせた韓国風キムチピザや和風ピザなどを販売している屋台の「ワサビ・シーフード・ピザ」から。薄いクリスピータイプのピザ生地の上に、カニカマや玉ネギ、チーズ、ワサビマヨネーズをトッピング。釜で焼き上げてくれるため、出来立ての熱々が食べられるのが魅力です。シーフードと謳っていながら、魚介類が一切入っていないのが特徴。

続いて別の屋台へ。この屋台は牛丼やカツ丼などを販売している丼の専門店です。さらにその隣の屋台もチェックしてみましょう。こちらは、しゃぶしゃぶという名の「おでんもどき」を販売しています。こういった勘違いの屋台もご愛嬌!

さてフィナーレを飾るのは、奇抜なアイディアで作られた「お寿司の天ぷら」です。確かに寿司も江戸時代には屋台でさくっと食べるファーストフードではあったようですが、寿司を揚げてしまうとは何たることでしょう? お店の人によれば、オリジナルの商品なのだとか。「ソースはワサビマヨでね!」と言われるがまま、食べてビックリ。寿司とは180度別世界の食べ物ではありませんか!

ハイセンスな屋台村レポートの後半(パート2)では、目の前でジュッと焼き上げてくれる肉汁たっぷりのハンバーグのグリルにオシャレに盛り付けられたジャーマンソーセージ、パエリアなど東南アジアのナイトマーケットらしからぬアイテムをご紹介したいと思います。

(取材、文、写真=横山ローズ)

■Midnight Mercato
Corner of 30th Avenue and 9th Street, Bonifacio Global City, Taguig
開催時間  22:00~翌2:00(毎週金・土曜)
参考:http://www.mercatocentrale.ph/

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