パンダといえば白と黒の毛色と、ぽってりコロコロとした姿で世界中で大人気。今年上野動物園に約3年ぶりに来園してからも、来園者の数が通常時の二倍以上になるなど昔と変わらぬ人気っぷりを見せています。
しかしこのパンダ、実はカワイイだけではなく意外な性格も持ち合わせているようです。今回は普段見ることのできないパンダの行為をとらえた、衝撃映像をご紹介します。
場面は、広い室内パンダ飼育場から始まります。笹の葉や木を利用した自然に近い環境の飼育場で、パンダたちは伸び伸びとくつろいでいます。そんななか、一匹のパンダがゆっくりと後方から歩いてきて、木を倒して作られた橋の上にしゃがみます。このパンダがどっしりと腰を下ろしたその真下には、別のパンダが口をあけて気持ちよさそうに寝ているのですが……!!!
な、なんと、「ジョジョジョジョジョ……」と、眠っているパンダの顔をめがけておしっこをかけ始めたのです。眠っていたパンダがびっくりして顔をあげると、今度はその顔に向けてポトッポトッと糞を落とす始末。どう見ても偶然ではなく、確信犯に見えます。
寝起きで何が起こったか把握できなかったのか、そのパンダは、起き上がって目の前にあるものをじっと見つめては呆然としているように見えます。
一方、犯行パンダは何事もなかったようにほかの仲間とじゃれ合い、まるで糞尿をかけたことを楽しんで笑っているようにも見えます。さらにそれを見ていた見物客からも笑いの渦が巻き起こり、完全孤立状態のパンダはしばらく呆然としたあと、ふてくされて床につっぷしてしまいました。まるで歯を食いしばっているように見える姿は、泣いているようにも見えてとてもかわいそうです。
この動画を見たユーザーからは「面白いけどかわいそう」、「今まで見た動物のいじめの中で一番ひどい」、「みんなに笑われてかわいそう」と、被害にあったパンダを哀れむコメントが寄せられています。
(文=みあざきぱなま)
参照元: youtube.com(http://p.tl/Hawz)