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寒い夜は熱燗で一杯! 気仙沼で手に入れた鰹ダシ旨みたっぷり「漁師のまかない茶漬け」究極の楽しみ方

2011年12月16日

いやぁー寒い。うら若き女子だって、こんな寒い日は熱々のお茶漬けと熱燗で一杯やりたいものですわよね。

先日、取材で災害の爪あとが色濃く残る宮城県気仙沼市へ行ってきたんです。同市の魚市場は6月23日に再開され、活気を取り戻そうと奮闘しているところです。記者が訪ねたときも様々な種類の魚介類が市場に集められ、さらに市場で働く地元の人々の熱気を前に気後れしそうなほどでした。とまあ、詳細は後ほど。

さて、そんな港町、気仙沼市の土産屋で、魚好きにはたまらないステキなものを見つけたんですわ。それは、『磯が香る漁師のまかない。』(530円)。

これは何かって、鰹節やら桜えびやら、め昆布やゴマなどがたっぷり入ったお茶漬けの素で、地元の漁師さんのなかにも好物にしている人も多いんだそうな。

で、これ、何がスゴイって、付属のだしパックの風味! 鰹節やさば節、うるめ鰯節などがぎゅーっと詰まっていて、お湯で戻すと、んもう、魚好きにはたまらない、魚節のオンパレード!! し、幸せすぎる。お魚に目がないネコの気持ちがわかるというものです。

で、せっかくのこの旨みを、あらゆる角度から楽しみたいと思いまして、熱燗片手に5段階にわけてじっくりと堪能してみましたのでご紹介します。まかない茶漬けの素が手元にない方も、とりあえず鰹節とダシがあればOK。ぜひやってみて。

1 まずは熱々の白飯にかけてそのままの素材の味を確かめるのよ!
まずは、鰹節やめ昆布など、素材そのものの風味をご飯と一緒に堪能するべし。油断すると、全部食べてしまうから気をつけて!

2 お待ちかね、熱々の極旨だしをかけて魚の旨みを存分に味わいましょう
急須にだしパックを入れて、アツーイお湯を注ぎます。お湯が黄金色に変わったら、1にまんべんなくかけて、豪快にズザザザーっと勢い良くすすります。ええ、もう、人目をはばからず、とにかく豪快に掻っ込むべし!

3 お次は三つ葉と魚の切り身を乗せて、さらに熱々のだしをかけてネ♪
ここはちょっと贅沢にですね、いきたいと思いますわ。まず、三つ葉。これがあるのとないのとでは大違い! お魚風味を一旦リセットして、よりお魚の深い味わいを堪能できるようになるんですわ。おろしたてのワサビがあると、なお良し。

そして、極めつけ。鯛などの切り身を乗せて、上から熱々のダシをかけ、まかない茶漬けの醍醐味を堪能すべし。もうこれ、食べたその日から止められなくなります。

4 もう何でもいい、煮物などあればそれもご飯に乗せて究極の猫まんまを堪能せよ
口直しのために、できれば煮物などがあるとより一層まかない茶漬けの旨みを知ることができます。最終的には、その煮物を茶漬けに乗せちゃってもOK! このカオス感がもうたまらないんですわ。

5 ごま油をかけて上級の満足&満腹を堪能
さて、食べ終わる直前に、ごま油をひとさし。より香ばしく濃厚になった茶漬けを食べることで、満足感は絶頂になるわけです。はい、ぜひ試してみてください。

食べ終わったあとは食べていた茶碗のなかに、だし汁だけを入れ、だし本来のシンプルな旨みを味わう。風味がなくなる最後の最後まで、だしの旨み成分にどっぷりと浸ってしまいましょう。

ちなみにですが、まかない茶漬けはアマゾンなどでも購入することが可能です。今夜はおうちで、熱燗+茶漬けを堪能してみませんか?

(写真、文=めるりんこ)

1 まずは熱々の白飯にかけてそのままの素材の味を確かめるのよ!

2 お待ちかね、熱々の極旨だしをかけて魚の旨みを存分に味わいましょう

3 お次は三つ葉と魚の切り身を乗せて、さらに熱々のだしをかけてネ♪

熱燗がすすむんですわ…もう、手酌しちゃいますわ

4 もう何でもいい、煮物などあればそれもご飯に乗せて究極の猫まんまを堪能せよ

5 ごま油をかけて上級の満足&満腹を堪能

おわり。食べ終わったあとはだし本来のシンプルな旨みを味わうべし

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