ヘルシーランチを提供することで日本で最も有名になった健康機器大手タニタの社員食堂。このランチ、一度で良いから食べてみたい! と思った人も多いはず!
そんな我々の願いがようやく叶ったのです!! 本日11日、なんと同社の社員食堂のメニューを提供する『丸の内タニタ食堂』がオープンしたのであります。
メニューは「日替わり定食」(800円)と「週替わり定食」(900円)のふたつ。11日の日替わりは「ささみのピカタ定食」※、週替わりは「寒ぶりとれんこんのみぞれ煮定食」でした。
憧れの「タニタ食堂」の定食、実際に食べるとどんな味がするんでしょう。訪れた人々に感想を伺ってみました!
この日、群馬県前橋市から訪れた会社員女性(36)は、「仕事のついでだったが、来店を心待ちにしていた。良いものを食べたという気がする。毎日続けられると良いんだけど」と、今後健康食へのきっかけにつながりそうな予感の感想。一緒にいた同僚の男性(29)は、満腹感はあったか? との問いに「意外にもお腹が膨れ、満足です」と分量的にも物足りなさはないようでした。
埼玉県越谷市から来た介護士の男性(33)は、「食器の重みが食の大切さを改めて実感させてくれる」と、タニタ食堂の特色のひとつでもある陶器の器の良さを指摘。これは、「食器の質感やデザインにこだわりを持つことで、見た目の温もりや食の大切さを味わってもらうため(同食堂スタッフ談)」とのメッセージが込められているんだそうな。
カロリーや栄養のみならず、丁寧な食事をすることで食の大切さを原点に立って味わうことができる、それが「タニタ食堂」の醍醐味のようです。
深い! 食生活が荒れ気味の人は、ぜひここで食の原点を振り返った方がいい! 絶対いい!
ところが、なかには遠方遥々やって来たにも関わらず、お店を前にして健康ランチにありつけなかった人々もたくさんいて、一部ではちょっとしたアクシデントになっておりました。
実はこの日、午前8時半から配布が始まった整理券(缶バッジ)をゲットしようと店舗前には朝からものすごい人だかりが。午前11時前には320個すべてのバッジの配布が終了し、事情を知らずに遠方から来た客はショックを隠し切れない様子。
整理券が配布終了したあとに訪れ、お店を前にランチを食べ損ねてしまった母(50代)と娘(18歳)の親子は、「千葉県船橋市から約1時間かけて来た。整理券があるなんていつ情報があったの? サイトでも見つけられなかった。こういう点は徹底して欲しい」と苦言。ほかにも、整理券の存在について知らなかったという人が多数おり、なかには「(同店オープンを伝えた)朝のTVのニュース番組では整理券のことなど何も言ってなかった。とんでもない話だわ」と怒りを露にする人もいました。
情報が平等にいきわたるのって、本当難しいですね。
ちなみに、整理券による入店はあと2~3日は起用され、状況によっては今後数日続くかもしれないとのこと。近日中にタニタ食堂のランチを何が何でも食べたい! という方は、少なからずオープン時間11時よりも30分ほど前に行って整理券をもらうことをオススメします(もちろん、その日によって状況は変わってくるので自己責任で)。
また、食べる時間帯は、11時から15時の間で30分刻みで選ぶことができます。そう、当然ながら12時前後は混み合うことが予想されるので、時間に制限がある人はホントお早めに整理券をもらいましょう!
そして、「タニタ食堂」で健康ランチを食べることができたなら、その後も個人的に継続して健康を考えた食事を自炊すべし! ここ、一番重要なポイント!
【店舗情報】
『丸の内タニタ食堂』
場所:丸ノ内国際ビルヂング地下1階
営業時間:午前11時~午後3時
休業日:土日、祝祭日
※ピカタ……薄切りの肉を小麦粉と卵の衣で包み、油で焼いたイタリア料理のこと。
(取材、写真、文=池田廉)
▼日替わり定食の「ささみのピカタ定食」(800円)を頼む人が多かった
▼健康のカウセリングを受けることもできるぞ!
▼なんというか、「幸せな食卓」が伝わってきます