“ひとり”カラオケ専門店『ワンカラ』って実際どうなの？と思い新店舗に行ったら1時間0円で歌えちゃいました☆

Pouch 編集部

2012年6月29日

少し前から話題になっている、ひとりカラオケ専門店『ワンカラ』。

“ひとりカラオケ”をしたことがない方であれば、「なんか寒くない？」なんて思ったりしそうな施設じゃないでしょうか。ひとりカラオケに慣れている記者でさえ、電話ボックスのような狭い個室に入ってひとりで歌うのはどうだろう、と思っていたくらいです。普通のカラオケ行ったほうが良いんじゃないかな？

そんななか、今週27日に都内4つ目となる新たな店舗が新宿大ガード近くにオープン。なんと24時間営業だというので、職場が近い記者は出勤前に軽く歌いに行ってみることにしたのです。

はたして、ひとりカラオケ専門店は女子にとってアリなんでしょうか!?　以下、ポイントをまとめてみたのでご覧くだされ。

●サイバー空間
ひとりで狭い小部屋で歌う以外は、普通のカラオケ店と同じだろうと思っていた記者。

なかに入ってみると、フロントから想像以上にスタイリッシュでサイバーな雰囲気だったのです。

気になるのが「LADYS ONLY（女性のみ）」の文字が書かれた、SF映画にでも出てきそうなデザインの自動ドア。恐らく向こうには女の園が広がっているに違いない。

●ちょい面倒なセルフ登録
まず会員証をつくるために、タッチパネル式のPCに自ら情報を登録しなくてはなりません。ちょっと反応が鈍いので気が短い人であれば途中で投出したくなるかもしれませんが、少し辛抱すればちゃんとできるので、気長に落ち着いて登録しよう。ファイト！

●なんと、1時間無料で得しました
開店したての新宿大ガード店。7月1日まで、なんと入会金と1時間の使用料が無料だというのです（本来は平日1時間800円、週末900円）。記者は何も知らずに来たので、このときの感激ぶりといったらなかった。しかも、カラオケで使用するヘッドホン300円も、1日まで無料。もちろん持参もOK。ちなみにイヤホンでもOKですって。

とにかくかなり得した気分ですわ。1日までに、あと何回来れるかな、なんてふと数えてしまったり。

●セルフのフリードリンク付き
受けつけが終わったら、カラオケの前にドリンクバーで好きな飲み物をチョイス。どれにしようか迷っちゃいますが、時間があっという間になくなってしまうので、早めの英断を！

●男子禁制！　女子だけが入れる花園フロア
先ほどの女性専用のSF自動ドアをドキドキしながら入ってみると、SFとはうってかわって、かわいい雰囲気の空間が広がっていました。こんな清浄な空気は、カラオケ店には珍しいかも。

ライトアップされた化粧台なども置かれていて、全力で歌ったあとの化粧崩れもここでバッチリ直せるというわけです。

●意外にも居心地の良い個室
オートロック式のドアを開けると、1畳もないくらいの小じんまりとした個室に、カラオケに必要な機材一式、全身鏡や、すわり心地の良い椅子、可動式マイクが備わっていているのですが、意外や意外、不思議と圧迫感がありません。

清潔感もあるし、この雰囲気と狭さがかえって居心地が良いとさえ感じます。

●プロ仕様マイクで歌ってみたら音痴すぎた
気になるのが、壁にくっついてる可動式のマイク。マイクの前には息や雑音などをシャットアウトするためのネットが付いてます。なんとまあ本格的な。

普通のマイクもあるのですが、せっかくなのでこのプロ仕様マイクを使い、ヘッドホンをして十八番の椎名林檎の『意識』を歌ってみました。

……ドヘタ！

自分の声をマイクを通してヘッドホンで聞くということが、こんなにも少しの音の狂いも容赦はしないとは。普通のカラオケであればあまり気にならなかったのに、ここまで自分の声が耳障り極まりなかったとは。ひどい。思わず発声練習したくなってしまったではないですか。

放心状態になりながらドリンクバーから持ってきた強烈にピリピリする炭酸水を飲んでいたら、学生時代に音楽の先生が口酸っぱく言っていた「腹式呼吸で腹から発声せよ」が脳裏をよぎりました。ここで練習していれば、今よりははるかに上手になれる気がします。

●とはいえ歌い終えたあとの爽快ぶりは異常
常に自分の声と向き合うため、音のブレが少なく歌い終われたあとの爽快ぶりはすごい。どんどん楽しくなってきて、最後のほうはもう人目をはばからずにハチャメチャに体が動いてたりする自分にも笑えてくるのでした。全身鏡があるので、スマフォで自分撮りしちゃったりして。誰もいないから何しても平気なの！