チョコレートバーの中でも王道のスニッカーズ! ピーナッツとヌガー、キャラメルをミルクチョコレートでコーティングしたお菓子ですが、ちょっぴり大人味の「スニッカーズ・ダークチョコレート」が存在することをご存知ですか?
先日立ち寄ったフィリピンのコンビニで初めて見かけたときの衝撃といったら……。お腹が空いていなくてもスニッカーズ派の記者としては、これは試さずにはいられない商品です。さぁ、レビューを開始しますよ~。
ムラサキ色のパッケージがちょっぴり安っぽい印象を醸し出していますが、値段は通常のスニッカーズ(現地参考価格35ペソ、約65円)よりも高い60ペソ(約112円)、大きさは通常のものが55gなのに対し51.9g。袋から取り出してみると、ミルクチョコのものよりも、ずっとダークな色合いです。これは期待できるかも!
ガブリ。
ん? ……中身が甘すぎてチョコの味がよく分からない!
通常のスニッカーズと比べると、確かに甘さは控えめ。でもダークチョコレートの風味がイマイチなのが残念。チョコの原材料を見てみるとダークと言えども混合物が多く、人工の香料が使われていました。
カカオの香り高いヨーロッパ系のダークチョコには遠く及ばす、ハーシーのダークチョコレートに似た味わいといったところでしょうか。ちなみにチョコ以外は通常のものと全く同じ内容です。
海外ではダークチョコレート味のほか、メープル(カナダ限定)、ホワイトチョコ、スニッカーズの形をしたアイス、はたまた細かく切ったスニッカーズを散りばめたアイスクリームなどさまざまなスニッカーズ商品が売られているようで、ダークチョコレート味は2007年から出回っているものなのだとか。
スニッカーズのダーク味にはリミティド・エディションもあるようで、こちらは参考価格16.95ドル(1325円/amazon.com)。スニッカーズ商品の中でユニークなのは、2008年限定で出回った「スニッカーズ・チャージド」。カフェインやタウリン、ビタミンを加えたスポーツドリンクならぬスポーツバーといった印象です。
そんな世界中で愛されているスニッカーズですが、今年の2月、同商品を製造する米マース社が「健康と栄養に対する包括的な取り組み」の一環として2013年末を目処に製造中止が決定。お腹が空いていなくてもスニッカ~ズ派の記者としては残念で残念でたまりません。
せめてこのダークチョコレート味を砂糖控えめにして、オレンジピールや塩麹などでフレーバーをつけて本格派大人向けスニッカーズとして商品開発をしたら、日本では受け入れられると思うのですが……。皆さんはどう思いますか? でもやっぱり、スニッカーズはあのこってりとした甘さがおいしいんですよね!
みなさんも海外で変り種スニッカーズを発見したら、ぜひシェアしてくださいね。
(取材、文、写真=フィリピン在住記者カレン)
参考:amazon.com (http://amzn.to/QDecbg)
▼カロリーは通常のスニッカーズ(260kcal)とほぼ同じ250kcal