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【多忙女子の救済策】ジェルネイルが苦手な皆さんへ! 多少爪が伸びてもはげてもOKな「すぼらネイル」3デザイン

2012年10月8日


皆さん、爪のケアってどうしていますか? 記者は一時期ジェルネイルに通っていたのですが、やりすぎて爪がぺなぺなになって怖くなり、施術も熱くて痛すぎて、今はお休み中です。そんな方、わりといるのではないでしょうか。

でもジェルネイルって1ヶ月に1回くらいサロンに行けばいいから楽なんですよね。マニキュアだとすぐにはげて汚くなっちゃうので、ジェルネイルなしで毎日忙しくしていると、どうしてもスッピン爪が多くなってしまいます。

爪という小さな部分がキレイになっているだけで、ちょっと乙女心が満たされるもの。じゃあ、多少伸びてもはげてもそこまで汚くならないネイルアートをすればいいじゃない! ということでデザインを考えてみましたよ。

控えめネイルなので、いろんなシチュエーションにも対応できます。デザインに加えて、知り合いのネイリストさん何人かに聞いてまとめた、はげにくいマニキュアの塗り方も紹介しちゃいます。1週間から1週間半くらいはそのままですごせること、請け合いです!

■マニキュアをはげにくくするために、塗る前、塗った後に手を冷やそう!
マニキュアを塗る際に、爪のふちや裏側まで塗るとはげやすいというのはよく聞く話ですが、微細なゴミや泡もマニキュアの大敵! とくにマニキュアの泡は、目に見えるほどの大きさでなくても、ネイルをはげやすくさせてしまうので注意。

マニキュアの泡を作らないようにするには、ドロドロと硬くなってしまったり刷毛が固まってしまったような古いマニキュアは使わないことと、ベースコートを塗って爪の表面を整えておくことに加えて、「手を冷やす」ということが必要です。泡は、爪とマニキュアの温度差がある状態でもできてしまうそう。温かい時期はそれほど問題にはならないのですが、これから涼しくなるに連れて手は温かいのにマニキュアが冷たいという状態が起こりやすくなります。そうなるとマニキュアに泡ができやすいのです。

泡を作らないために、マニキュアを塗る前には冷たい水で手を洗いましょう。こうすることで手も冷えるし、ホコリも落ちるので一石二鳥。手を清潔なタオルで拭いたら爪にホコリがついていないことを確認して、マニキュアを塗ってください。また、マニキュアを塗った後も乾くまで手をなるべく冷たくしておくことが必要。ペットボトルを冷蔵庫などで冷やしておいて、マニキュアが乾くまで持っておくなどして、指先を冷やしましょう。

■マニキュアをはげにくくするために、完全に乾くまではダメージを与えない
マニキュアは、小さな傷からはげていきます。速乾性のマニキュアなどもたくさん出ていますが、表面だけではなく、しっかり全体が乾くまでには45分から1時間くらいはかかるものだとのこと。せっかく手を冷やして泡を作らないように気をつけたのに、乾き切るまでに傷を付けたらもったいない! 

また、同じブランドのマニキュア、ベースコート、トップコートを使うのも大切。マニキュアのメーカーによって、乾き具合が異なるので同じメーカーのものを使うと、一部だけが乾くということを最小限に抑えられるそう。同じメーカーのマニキュアを使い、塗り終えたら、あとはゆっくりテレビを見るとか、長電話をするとか、本を読むとか、とにかく1時間くらいは爪を使わないようにしましょう。

はげにくいマニキュアのコツがわかったら、いよいよ本題。のびてもはげてもそこまで汚くならない「ずぼらネイル」を3つ紹介します! 

すぼらネイルの特徴は3つ。1.多少伸びてもはげても汚くないように、ベースは透明である。2.アート部分も、多少はげても大丈夫なように、ラメを多用する。3.ラインストーンを利用するときは、なるべく小さなものにする。 これだけ。

■控えめな上品さを演出

<用意するもの>
・透明マニキュア
・ベースコート
・トップコート
・ラインストーン SS3、PP7以下の小さいもの

<作り方>
ベースコートを塗った後に透明マニキュアを塗り、乾かす。トップコートを爪の根元にちょんとつけ、ラインストーンを置く。仕上げにトップコートをかけて、よく乾かしたらできあがり。

ラインストーンが大きくなればなるほど、爪のカーブとラインストーンが合わなくなるので、とれやすくなります。このデザインはラインストーンが落ちたらただの透明マニキュアになりますので、ラインストーンはなるべく小さめのものを使ってください。SS3やPP7と書いてあるラインストーンだと落ちにくいです。このラインストーン達、とっても小さいんだけれど、良い働きをしますよ!

■控えめなフレンチネイルでキラキラを楽しむ

<用意するもの>
・透明マニキュア
・トップコート
・ベースコート
・ラメ入りマニキュア

<作り方>
ベースコート、透明マニキュアを塗り、乾かす。ラメ入りマニキュアを爪先に塗り、乾いたら仕上げにトップコートを塗って、よく乾かしたらできあがり。

フレンチネイルもラメだと多少はげても気になりません。また、爪先だけが二度塗りなので乾かす時にダメージを与えることも少ないので、おススメです。

■1点豪華主義で、控えめながらも華やかに

<用意するもの>
・透明マニキュア
・トップコート
・ベースコート
・ラメ入りマニキュア
・ラインストーン いくつか

<作り方>
ベースコート、透明マニキュアを塗った後、すべての爪にラメ入りのマニキュアを爪のどちらかの側に寄せて一筋だけ縦に塗る。

ラインストーンをのせる指を1本決め、ラメ入りのマニキュアの上からラインストーンをいくつか乗せる。トップコートを塗って、よく乾かしたらできあがり。

今回はSS12サイズの紫のラインストーン1つと、SS3サイズの3つ使いました。ラインストーンが大きくなればなるほど爪との接着面が小さくなるので、爪をよく見て、なるべく平らな部分に貼ることをおススメします。またアートを施した爪はなるべく衝撃を与えないようにしてください。

いかがでしたか? ネイル上級者な皆さんにとっては簡単すぎるネイルかもしれませんが、すぐにできちゃうのも多忙女子に皆さんには、うってつけではないでしょうか。ちなみに、髪を洗うときはマニキュアを痛めやすいのですが、スカルプケア対策用のシリコンのブラシを使うと、爪を守れるそう。なるべく爪にダメージを与えないようにして、ずぼらネイルを長く楽しんでください!

(文、写真=山川ほたる

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