石川県にある空港といえば、小松空港ですが、みなさんは行ったことあるでしょうか？ 筆者はつい先日、この空港に行ったのですが、ここで衝撃な事実を目にしました。
それは有料の「送迎デッキ」です。どこの空港にもある、あの送迎用のデッキです。間近で飛行機が見られるとあって多くの人が大好きなあの場所です。
普通は多くの空港で無料（一部で有料の空港もある）なのですが、小松空港では有料でした。料金は大人が50円、子供（3歳以上小学生以下）30円。子供もお金がかかります。
で、驚きなのが、そのデッキの中身です。実際入ってみましたが、有料だからといって特別何かあるわけでもありません。おそらく利用者が少ない地方空港では少しでも空港運営費を稼ぎたいのでしょう。これは致し方ないのかもしれません。
ただ、多くの人は「送迎デッキは無料」という前提でいるので、このようなシチュエーションに遭遇した場合「有料だから何かプラスアルファがあるんじゃないの？」という期待がちょっと上がり、その結果、落胆も大きいと思うんです。そういう意味では2つ方法があって、1つは何かユニークな仕掛けを導入して、もっと入場料を高めにする。その空港でしかないユニークな送迎デッキの導入ですよね。
もう1つはなぜ利用料を取っているのか正直に告知する。例えば「空港の運営が大変なので助けてください！」とかなんでもいいんです。ただ、想いを正直にストレートに伝えることが重要です。そうすることで、逆に気持ちが伝わってきて「協力したいなぁー」と思う利用客も増えると思うんです。そしたら、大人の料金を倍にしてみる。100円でも十分払ってくれます。筆者は強くそう感じるのですがどうなのでしょうか。
（文=写真 Yoshio）
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