19日深夜、渋谷の東横線ホームがある高架下で爆発が起き、ホーム上に煙が充満。その影響で一時電車が停車するなど、乗客らが立往生する騒ぎになりました。
ツイッターなどにアップされた画像などによると、ホームは煙で真っ白。乗客の多くが安全な場所に避難していたようですが、現場では「何事?」「テロか?」などと憶測が飛び交うなど騒然となりました。
記者が高架下の現場に辿り付いたのは深夜0時過ぎ。既に爆発はなく火元も鎮火されていましたが、消防士が消防車の放水でさらなる消火をしているところでした。
近くで工事をしていた作業員の話によると、「ボン!」と1回大きな爆発音がし、その後「高い火柱」が立ち20分程燃えていたそうです。一体何が原因の爆発だったのでしょうか。消防士の方にお話を伺いましたが、詳しいことはまだわからないとのこと。
現場を見守っていた、当時高架下で寝ていたという女性は、「隣のダンボールが突然爆発した」と顔をこわばらせながら口を開き、やはり原因はわからないそうです。「びっくりしたわ」と、言葉少なに爆発の瞬間を振り返ります。また彼女の話によると、そのとき「ダンボールのなかに人はいなかったようだ」とのこと。
原因は明らかになっていませんが、今のところ犠牲者が出ていないのは不幸中の幸いですね。
(取材、文=メル凛子)