女子というのは何かとお悩みが多く、ちょっとしたことでも気になったり、落ち込んだりしてしまうもの。外出先でストッキングが伝線しちゃった……化粧をなおしたいのにメイクポーチを忘れちゃった……なども非常にありがちで、女子のお悩みは精神的なことから物質的なことまで幅広いのであります。
集英社の少女漫画雑誌『りぼん』の公式ホームページからアクセスできる、「おなやみ保健室」というゲーム。保健室に相談にくる女子たちのお悩みを、保健委員として解決してあげるという内容なんだけれど、これがなかなか難しいのッ!
遊び方は超シンプル。保健室に女子がやって来て「鼻血が……」などと打ち明けるので、そのお悩みにふさわしいアイテムを10種類の中から選んで渡すだけ。
正解するとお役立ち度がアップして、間違えたアイテムを渡すとお役立ち度がダウン。また、「学校に持ってきてはいけないアイテム」が紛れ込んでおり、それを悩める女子に渡そうとすると保健室の先生が登場して怒られてしまい、しかもお役立ち度もダウンしてしまいます。
実際にやってみると、まず「髪に使うもの貸して」という女子がやって来ました。アイテムの中から「シュシュ」を選択して渡してあげると、どうやら正解だったみたい。
しかし、解決しても、解決しても、どんどんとやってくる女子たち。口々に「トゲが刺さった」だの「転んだ」だの「いい香りの女子になりたい」だのと言い、こんなにわらわら来られたら、みんなのお悩みを解決してあげるなんてとても無理だよぉ~……。
ぐずぐずと迷っていると、怒って帰っちゃうし……「髪型を変えたい」と言われたから「ハサミ」を渡したら、「切るのはちょっと」とか言われるし……。女の子って、ホントに難しいわね……。
ちなみにこのゲームは、昨年の『りぼん』11月号で募集した「ゲームアイデア大募集!!」のグランプリ作品をゲーム化したものなんだって。女子の生態をなかなかよく表現しておりますな!
(文=夢野うさぎ)
参照元:集英社