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【ダメ男体験記】発言と行動が個性的すぎる男 / 泣きながらはだしで駆けてきて…「暗殺されて死にたい」「中国人になりたい」

2014年4月10日

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こんなハズじゃなかったのに! 付き合う前はあんなに優しくてイイ人だったのに! なんでこんなことに!? 交際をスタートさせたのはいいけれど、なんだか思っていたのと違う……もしかして、この人、ダメ男なんじゃあ。そういう残念な男性とお付き合いしたことある人って、けっこういるんじゃあないでしょうか???

幸運にも、これまでダメダメな男性とお付き合いしたことがないというアナタのために、Pouch編集部のライターたちが自らの「ダメ男体験記」をご紹介。今回は、田端あんじ記者のエキセントリックな体験記です。よい子のみなさんはこんなダメ男に捕まらないように、日々注意しながら過ごしましょうね♪

【田端あんじ記者のダメ男体験記】

彼はデザイン関係の仕事をしていて、出会ったときからかなり発言が個性的でした。

たとえば、
彼「将来的には暗殺されて死にたい」
私「暗殺されるほど有名じゃないでしょ……というか、なぜ暗殺?」

彼「中国人に憧れてるんだ、っていうかなりたい」
私「いや、なれないし」
と、終始こんな感じ。とはいえ、こういった発言を当時は面白く感じていたし、なにより顔が本当に好みだったんで、大好きでした。

ある日の夜、お互い別々のパーティーに出席していて、それが終わってから彼の家で逢うことに。ですが、お付き合いもあるのでなかなか会場を出ることができず、気が付いたら約束の時間が過ぎてしまっていました。

慌てて電話を入れようと携帯を見ると、なんと着信が30回超え。しかも、いちいち留守電にメッセージが入っていて、さらに驚愕……。

電話をかけ直すとすぐさま彼が出て、「今どこなの? 電話いっぱいしちゃってごめんね」と鬼電の後とは思えないしおらしさだったので、「今から行くね!」とタクシーに飛び乗りました。

タクシーを降りて、ワインでも買って行ってあげようかな、とコンビニに寄っていると、またもや鬼電攻撃が。その数、たった10分ほどの間に10数回。着信履歴に驚いていると、またもや着信が。おそるおそる出ると「もう! 遅い!」と今度はキレ気味の彼。

その態度の変わりように引いた私がひと言、「じゃあ帰る」と言うと「待って待って、今どこ? そこまで迎えに行く」と今度は泣き落とし。

仕方がないので、指定された場所へ向かった私の目に飛び込んできた光景、それは泣きながらはだしで(本当に、靴下なしの、はだしです)こちらに駆けてくる彼の姿でした。このとき確か12月、真冬です。しかも場所は三軒茶屋、国道246号付近です。人、わんさかいます。

その姿を見た瞬間、大爆笑して抱きしめちゃった当時の私も相当アレでしたが(笑)、今思えば別れて良かったんだろうなあと思います。別れた理由も、彼の話の全部が全部、わけがわからなくて、これ以上交流は不可能! と思ったからなので。まあ、基本的にはイイ人だったし、仕事はデキる人だったので、幸せになってくれていることを心から願っています。

執筆=田端あんじ、楠木サンダル / イメージ画像=Pouch (c)Pouch

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