全世界の悩めるオトメのみなさん、こんにちは。「Pouch保健室」は、ひとりで悶々と考えていても解決できないさまざまなお悩みを、全力で解決しちゃうコーナーだよ♪
スペシャルアドバイザーは、ジョニー・デップに激似とウワサの「東洋のデップ」と、平成のロックスター・ダイナマイト☆ナオキさんのおふたり。それでは本日のお悩み、行ってみよ~!!!
■本日のお悩み「『笑っていいとも!』が終わってタモロスに襲われています」
「『笑っていいとも!』が終わり、タモロスに襲われています。『タモリ倶楽部』や『ブラタモリ』で会えるじゃないかと言われても、やはり自分の生きてる年数近く毎日続いていた番組が終わるというのは、思っていた以上にさびしいものです。そして先日、蟹江敬三さんもお亡くなりになりました。もう『鬼平犯科帳』で、あの『小房の粂八』の姿を見ることができないのです。春だというのに別れが多すぎてつらいです」(相談者:Pouch編集部 鷺ノ宮やよい記者)
■東洋のデップのアドバイス
「『大切なものは失ってから初めて気づく』的な言葉、あるよな。この言葉は、まさに “昼タモリ” のことを言っているんだよ。夜タモリじゃないんだ。昼タモリなんだ。毎日そこにいる人が、いなくなっちまった。もう帰ってこない。
タモリから学べ。肝に銘じろ。日常だと思っていた時間は、実は永遠ではないということを。いつか必ず、終わりが来る。いつか必ず、変化が来る。突然に、だ。昼タモリは、きっとこう言うだろう。『振り返るな、今を生きろ』と。
いま日常だと思っていることに、心から感謝しろ。『徹子の部屋』にも感謝しろ。うまい米が食えることにも感謝しろ。空気があること、地球に生まれたことにも感謝するんだ。すべてに感謝すること、それを昼タモリは教えてくれたんだ」
■ダイナマイト☆ナオキさんのアドバイス
「ふむふむ、それは苦しい悩みだな。タモロスになっている人が増えているらしいが……俺はその昔、めちゃくちゃイキがってロックバンドをやっていたころ、触るものみんな傷付けていたころ、友達に『笑っていいとも!』のスタジオ観覧が当たったから見に行こうぜ!! と、誘われた。
世間に唾を吐いていた俺は、『ロックンローラーだしそんな俗世間の番組には興味ねぇよ』と言いながらもくっついて行った。ところが本番が始まると楽しくてノリノリになってしまい、誰よりもでかい声で『そうですね!!』とか『いいともー!!』とか叫んでいたっけ。
俺はその時に誓ったね。『将来必ずテレフォンショッキングに呼ばれるロックスターになってやる!! 』ってね。
テレフォンショッキングで何を話そうかなぁ。話し下手な俺との会話をタモさんは広げてくれるかなぁ。俺が『それでは友達紹介して下さい』と言われた時に、会場は『えーーっ』て言ってくれるかなぁ。そうしたたくさんの事を考えながら、テレフォンショッキングに呼ばれるのを楽しみに、苦しい時もギターを弾き続けて来た。
大きな目標のひとつを失った今、俺は完全に抜け殻であり、完全にタモロスさ。お前と一緒だよ。『笑っていいとも!』が終わり、蟹江敬三さん、宇津井健さんも亡くなり、小保方晴子さんの割烹着姿も見られなくなり……。春なのに寂しい事ばかりだな。
ごめんよ。真剣に考えたのだが、今回も先週のお悩みと同じく、相談者の気持ちが分かり過ぎてアドバイスする事ができない。
とりあえず一緒に歌おう♪」
【一人ぼっちのブルース / 作詞・作曲 ダイナマイト☆ナオキ】
No No ベイベー
春はいつだって
俺を一人ぼっちにさせる
まだ入学さえしていないのに
俺の元を卒業したお前
せめて卒業旅行に
伊香保温泉一緒に行きたかった
No No ベイベー
涙がしょっぱくて
塩分を取り過ぎちまうから
味噌汁は薄めに作ってくれよ
マイマザー
何も聞かずに薄めに作ってくれよ
マイマザー
「Pouch保健室」では、全世界の悩めるオトメたちのお悩みを募集中だよ♪ アナタのお悩みを、東洋のデップとダイナマイト☆ナオキさんに打ち明けちゃおう! こちらからドシドシ応募してね~!
取材協力:ダイナマイト☆ナオキ
執筆=楠木サンダル / イメージ画像=Pouch (c)Pouch
▼「すべてに感謝すること、それを昼タモリは教えてくれたんだ」と東洋のデップ
▼「俺も完全にタモロスさ。涙がこぼれるよ」とダイナマイト☆ナオキさん