1994年6月26日、「ダウンタウンのごっつええ感じ」で、20年後のダウンタウンを描いたコントが放送されました。そのコントの名はズバリ「2014」。そう、今年なんです!!
【コント「2014」のストーリー】
コントの舞台は2014年の吉本興業本社。吉本の社員に扮する今田耕司がバリバリと仕事をしていると、頭がはげ上がり、すっかりお爺さんオーラが全開になってしまったダウンタウンのふたりが入ってきます。
どうやら「今までストップしてくれていた仕事、もうストップしなくていいから」と社員役の今田耕司に伝えに来たようです。
かつての大御所ダウンタウンに向かって、「ふたりに頼める仕事なんてもうありません」とも言えず困る今田と、仕事を強引にゲットしようとするダウンタウン。
ちりばめられたボケはマジで面白いけれど、ストーリーそのものはちょっと寂しい展開。「20年」ってそう変化も全然あり得ちゃう年月ですよね。
【51歳になったダウンタウン】
ところが実際の2014年のダウンタウンはというと、20 年前の予想を大きく裏切り、いまだバリバリ現役の大御所芸人。お爺さんオーラなんて微塵も感じさせません。松ちゃんにいたっては筋肉ムキムキで20年前より若々しいかも!? ってくらい。
まあ考えてみれば最近の51歳は「まだまだこれから」的な年齢だから、20年前に想定した“20年後”の描写がやり過ぎだったのかもしれませんが、20年間大きな浮き沈み無く人気をずっと保ったまま現代に至るダウンタウンって、やっぱりすごい。
「パーティ行かなあかねん」と言いながら外出の準備をしたり、段ボールに入って大五郎ごっこをしたり、料理の途中でキャシイ先生のようにキレてみたりと、青春時代の記者(私)にいろいろ楽しい遊びを教えてくれた「ダウンタウンのごっつええ感じ」。スキャンダラスに番組を終了してから久しいけれど、またあのシュールな笑いを味わいたくなってきちゃいました。
参照元=YouTube
(c)2014フジテレビ/吉本興業
執筆=南野バンビ (c)Pouch