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香港の「金魚街」が幻想的でステキすぎる! しかも売り方が香港らしい!

2014年12月15日

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先日、香港に行くことになりました。香港で何か面白いところはないかしらとTripAdvisorで調べていたところ、目に飛び込んできたのが「金魚街」という場所。何それ! 金魚好きの記者としては、激しく気になる!

さすがに香港から金魚を買って帰るわけにはいきませんが、魚は風水的には金運アップアイテム。たくさんの魚が集まるところにはお金も集まるらしく、金魚街は開運スポットとも言われています。

また金魚がゆらゆらと泳ぎ回る姿に癒しを感じる人も多いのではないでしょうか。そう考えると、金魚街は開運と癒しを求める人には、金魚街はうってつけの場所。ということで、行ってみましたよ!

金魚街の金魚の展示方法がすごい!


この金魚街は通りに面して何軒もの金魚屋さんがあるのですが、展示方法がなんとまあ斬新。地価の高い香港だからか、多くのお店で水槽なんてものは使わずに、袋詰めにした魚たちをそのまま通りに面してズラッと並べているんです。

売られているのは金魚だけではありません。グッピー、メダカはもちろんのこと、高級熱帯魚のアロワナ等、エキゾチックな魚まで、袋詰めで売られているのです。袋詰めにもかかわらず、お魚たちはピッチピチ。ひらひらと泳ぎ回っています。その姿は妖艶かつ幻想的。お魚好きなら、ぐっと来ちゃいそうです。

■多くの人が風水を信じて金魚を飼っている!

それにしても、こんなにたくさんのお魚たち、ちゃんと売れるのかしらと思って見ていたところ、平日の昼間にも関わらず、何人もの人が購入していました。それこそ若いお兄さんから、子育て終了後といった感じの女性、おじいちゃんまで。

真剣に購入する金魚を選んで、買った後でうれしそうに確認する姿はなんだかかわいい。

香港の人たちは飼う魚の数まで風水的に決めていて、魚が死んでしまった場合にはすぐに補充して、その数が変わらないようにしているんだとか。風水を生活に浸透している香港では、こういった金魚街が成り立つほど、お魚ちゃんが売れちゃうのですね。

見ているだけで楽しい金魚街。香港に行ったら、ぜひ訪れてみてくださいね。

【金魚街情報】
旺角(MONG KOK)駅 B3出口を出て旺角道を東へ1区画分進むと、通菜街に当たります。通菜街を北へ進むと、あちこちに金魚を売っているエリアに突入します。そこが金魚街です。

撮影=中澤俊彦、執筆=FelixSayaka (c) Pouch

▼袋入りの魚を売るお店がいーっぱい。けっこう売れ行きもいいみたい▼











▼もちろん、水草も同じ方法で売っています▼

▼マッサージ屋さんやレストランなど、あちこちに小魚の水槽がありました▼

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