自販機やコンビニでペットボトル飲料を買うとき、記者(私)はひとり悶々としています。
「どうしてお水はあるのに、お湯はないのだろうか」
「どうして熱々のお茶はあるのに、お湯はないのだろうか」
お湯があったらイイノニナ、と。
知人に「なんでかな」と聞いたら、「お湯なんていらないっしょ」とそっけない回答。ナニ、お湯のありがたみがわからないとな? さらに知人は続けていう「水でいいジャン」。ちっとも、よくない!
・冷たいお水飲んだらゲリピー確定ジャン!
冷た〜いお水を飲むと、食道をツーっと伝わって身体を冷やすし、そのうえ胃袋を直撃してゲリピーの原因になるじゃないの! せっかくジムでいい感じになっていた新陳代謝も、シュンと下がってしまうではないか!
「常温のお水」を買えばいいだろうって? モウ、わかってないなッ! “ぬるい水” じゃダメなんだ!
・冬の「常温のお水」は、単なる「冷たいお水」
100歩譲って、ちょうど今時期、夏場は「常温の水」でも事足りるかもしれない。だけど寒〜い冬はどう? みんな、温か〜いドリンクコーナーへまっしぐらだよね。誰だって温かいものが飲みたいよね。「常温のお水」は、冬はひんやりと「冷た〜いお水」なのです。そんなの飲んだら、ゲリピー確定ジャン!!
・なぜ弱い胃を刺激するものしか置いていないのか
温か〜いドリンクコーナーを見た瞬間に、そのラインナップの少なさに悲しくなる人も多いんじゃないだろうか? ホット飲料のラインナップは、たいがい「お茶」か「コーヒー」か「ティー」か「甘ったるい飲み物」しかないッ! もしかしたら過去には、熱いお湯だけの秀逸なペットボトル飲料もあったのかもしれないけど、今はどこを見渡してもナイ。
これじゃ、困るんだ! お茶やコーヒーは、万年ゲリピーな私のか弱い胃と腸には刺激が強い。甘いドリンクなんてもってのほか! ダイエットや健康のためにも、体内にやさし〜い白湯(サユ)以外、取り入れたくないのだ! ましてや飲み物を制限されている病気の人や、妊婦はいったい何を飲めばいいというの? ネエ?
・夏だって身体は冷え冷えだ
夏だってヒエヒエに冷房がきいたオフィスで身体が冷えて困っている人は多い。さらに冷たいものを食べて、これまたゲリピー。そんなときに、白湯を飲んだら、どんなにホッとするだろうか。ペットボトルで売り出されたら、絶対みんな飛びつくはず!
夏でも冬でも、お湯を飲んだときのホッとした気分といったら。ホラ、そろそろ身体を労りたいキミなら、よくわかるよね?
・お湯さえあれば…
お湯のペットボトル飲料さえあれば、なにかと便利。薬を飲むときだって重宝するし、お茶や紅茶のティーバッグを入れれば即席ティーの完成だ(まさか飲料メーカーはそれを危惧しているとか……?)
いつか熱々のお湯が100円以下で売り出されたらイイナ。それまで私はコンビニで用意されているポットのお湯を頂くとしようかな。
執筆=める(c)Pouch