アメリカの国防高等研究計画局(DARPA)が開催した、DARPAロボティクス・チャレンジ。人間が近づけないような「危険な災害現場で活躍できるロボットの開発を促す」という目的で行われている大会で、今年は日本からの5チームを含む25チームが参加し、そのテクニックを競い合いました。
しかし、本日YouTubeからご紹介するのは、そのロボットたちの立派な勇姿……ではなく、ちょっと失敗しちゃったお茶目なズッコケ場面集。イケてないロボットたちが見せる健気な様子が「なんだか泣けてくる」と話題になっていたようなんです!
【超合金みたいでかっこいいのに…】
まるで小さい頃に遊んだ超合金の玩具のような風貌のロボットたち。大きさはちょうど大人の人間くらいでしょうか。デザインはどのロボットもカッコいい!
【バタリ、バタリ、バタリ……】
しかし、災害現場で活躍するはずの彼らですが、肝心の動きの方がなんとも頼りないのです。
最初のロボットは、歩いている途中で、なぜか横にスライドしはじめて、突然バタリ。別のロボットは、入口をくぐろうと軽くヒザを曲げた姿勢になったとたん、そのまま前にバタリ。ガタガタ道に挑戦したロボットも、一歩も歩けずにバランスを崩して後ろにバタリ。
ほかにも、ドアに「ひざカックン」をかまし、そのまま後ろへのけぞって倒れるロボットや、ドアノブをつかんだつもりで、勢いあまって倒れてしまったり、車から降りようとした途端、なぜか両足がプルプルとふるえ出すロボットなど、残念なロボットたちが次から次へ登場します。
【寄せられたコメント「なんだか泣けてきた」】
この残念なロボットたちの光景を目にした視聴者からは、コメントが続々と。
「ははは、酔ってるのか?」
「金曜の夜によくみかける人たちよりは上手に歩いてるよ」
「最初の一歩は誰にとっても難しい」
「転んだ後の背中に哀愁を感じる」
「頑張れ!!」
「イタタタタ。こっちまで痛くなるよ」
「最初は笑っちゃったけど、なんだか泣けてきた」
「君たちのことは忘れない」
地震や火事の現場、原子力発電所の事故現場など、危なくて人間が入れない場所に入って作業をしてくれるロボットが量産されるようになれば、私たちはまた新たな安心を手に入れることができます。
ただ、そんなロボットたちの開発の陰には、このような哀愁漂うロボットたちや、数多くの研究者たちの熱意と努力があるということを忘れずにいたいですね。
それではお待たせしました。あと一歩で残念なことになってしまう、ロボットたちの面白くも悲しい場面集を、どうぞご覧下さい。
参照元=YouTube
執筆=南野バンビ(c)Pouch