2月3日、愛知県名古屋市の東山動植物園は「ジャガーのチャゲ（メス）が死亡した」と発表しました。チャゲは国内最高齢のジャガーだったとのことで、これまでたくさんの来園者にかわいがられてきたそうです。
同園では2月14日（日）まで、食肉小獣舎前に献花台を設置するとしています。
【ジャガーのチャゲが天国に旅立ちました】
同園の公式サイトによると、平成5年9月29日生まれの22歳だったというチャゲ。人間でいうと90歳ぐらいにあたるといい、優しい性格でほかのネコ科動物に比べて人見知りをしなかったのだとか。
元気のいいときには、朝一番に運動場へ走って出て行き、お気に入りの丸太にまたがって爪を研いでいたとのこと。
チャゲが同園にやって来たのは平成7年のこと。平成24年に死の淵をさまようほどの大病を患ったものの一命をとりとめ、その翌年には名古屋市獣医師会から長寿表彰を受けています。
昨年11月下旬より、高齢のため展示を中止していましたが、2月3日未明に息をひきとったようです。なお今後、同園のジャガーはアスカ（オス）1頭のみになるとのことです。
参照元：東山動植物園、読売新聞
執筆=夢野うさぎ (c)Pouch