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スパイス20種類がセットになったGABAN「手作りのカレー粉セット」が超本格的でお得で美味しい♪ 「カレーはこれ一筋20年」の声に激しく共感

2017年3月5日

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子どもの頃、好きな食べ物はと聞かれると「カレー」って答えていた人って多いのではないでしょうか。私もその一人です。ずっとカレーは好きだったのだけれど、好きでいろいろ食べた結果舌が肥えてしまったのか、自分の想像のなかのカレーに現実のカレーが追いつかないんです。

そんな私の元に、GABANの「手作りのカレー粉セット」がすごいらしいという噂が飛び込んできました。GABANといえばスパイスの老舗。このセット、スパイスが10種類以上もセットになっていて、自分でカレー粉が作れるらしいのです。amazonでちらっと見てみると、70件のカスタマーレビューで星4.6という高評価です。中には20年も使い続けているなんて言う人も。

20皿分723円なので市販のカレールーと比べると、ちょっぴり高いけれど、1皿あたりにしたら数十円くらいの差! これでおいしかったら大儲け! ということで取り寄せてみました。

【スパイスからカレーを作ったことはあったけれど】

届いた商品をよく見ると、「各種スパイス20種類入っています」と書いてあります。小瓶でこれだけの数のスパイスを揃えようと思うとなかなか大変です。

実は私、スパイスからカレーを作ったことは何度かありました。でも、使うスパイスはだいたい8種類くらい。色々な方が紹介しているスパイスから作るカレーのレシピを確認しても、多くて12、3種類くらいです。20種類のスパイスだなんて、ものすごく豊かな味になりそう! 

【届いたのは20の小袋】

ほくほくしながら商品を横に向けると……。

なんじゃこりゃー。全部小袋になってる! もしかしたらスパイスの香りを保つための配慮なのかもしれませんが、ちょっとびっくり。

でも、並べてみるととってもきれい。「カレールーを使わずにカレーを作るぞー」という気持ちが盛り上がります。

【小袋を開いていくのが楽しい】

このスパイスを混ぜて、フライパンで炒めて作っていきます。商品説明にはボウルに20種類のスパイスを開けて混ぜるようにと書いてありましたが、めんどくさいのでフライパンに直接開けていきました。

1つ1つの小袋を開けるのはやや面倒ではありますが、それぞれの香りを確かめられて楽しい! 「ああ、この香り好きー」とか、「あら、けっこうこのスパイスはたっぷり使うのね」とか、発見と喜びがあります。

赤いカイエンペッパーは唐辛子とのことで、辛味を調整したい場合は減らすこともできます。私は辛すぎるカレーは好きではないので半分くらいにしてみました。こうやって、好みで調整できるのもスパイスから作るカレーの楽しいところ。

色がきれいで、かき混ぜるのがちょっと惜しいくらい。でも混ぜます。

【フライパンで加熱するとあっと言う間にカレー粉のできあがり】

スパイスをよくかき混ぜて、大さじ1のサラダ油を追加し、弱火で5〜6分加熱すると、次第に華麗なるカレー臭が漂ってきます。とっても簡単です。

加熱し終わったカレーは小瓶に入れて冷蔵庫へ。数日寝かせる方が熟成されて香りがよくなると商品説明にあったので、2日寝かせてみました。

【いざ、実食】

2日後、熟成されたカレー粉を使って、キーマカレーを作ってみました。野菜と肉にカレー粉を投入して炒めた段階で、すでにいつもよりも豊かな香りが漂っているように思いました。

鶏がらスープやトマト缶、塩を加えたらできあがり。食べてみると、いろんな香りがする一方で、自分で調整できるため辛すぎず、塩気もちょうどいいカレーになりました。後味もさわやかで絶品。これは良い!

【この商品はお得なのか?】

楽しい気持ちになったのですが、ここでハタと気づいた。私の家にもあるGABANスパイスがいくつか入っているということに。もし、今後も気に入って作るとなったら、スパイスを買って作った方が安上がりなんじゃないの? 

使われているスパイスをそれぞれ揃えて、今回の「手作りのカレー粉セット」の分量で使うとしたら、どっちがお得なのだろう。お財布の口が硬い私は気になったので調べてみました。

Amazonで一番小さなスパイスをそれぞれ買い求めて、まず、スパイスをイチから全部揃えた場合、それだけで合計で1万円はかかることがわかりました。さらに、それが何回分に該当するのかを確認し、価格を計算してみると……。自分でスパイスを揃えるよりも、この「手作りのカレー粉セット」を買う方が240円くらい安かった! お得! すばらしい!
※一部Amazonでは買えない商品を安い商品と代替して計算しました 

【自分好みのカレーが作れます】

市販のカレールーも毎年どんどんおいしくなっています。でも、食べた後の後味が気に入らなかったり、やたらと喉が渇いたり、恐ろしくカロリーが高かったりして、「これで満足!」と言えるカレーが見つけられていませんでした。でも、これなら自分好みの味がつくれそうです。

まだ「これぞ至高のカレー」という自分なりのレシピは作れていませんが、このカレー粉でいろんなカレーを作ってみたら、いつかたどり着けるんじゃないか。そんな思いを強くして、20年使い続ける人に激しく共感してしまいました。

カレー好きの皆さんも、ぜひ試してみませんか?

調理・執筆・撮影=山川ほたる (c)Pouch

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