オーストラリア・シドニー生まれのプロダクトデザイナー、マーク・ニューソンさんは、デザイン界の大御所。
家具メーカー「IDEE」のデザインやauの携帯電話「Talby」のデザイン、さらにはAppleとも仕事をしてきたニューソンさんが新たに手掛けたのは、限定100個の砂時計。お値段は聞いて驚くなかれ、日本円でおよそ133万円です。もう1度言います、133万円、です!
【砂時計だけど「砂」は入ってません】
「Marc Newson Hourglass for HODINKEE」と名付けられた砂時計の中に入っているのは、砂ではなく、銅でコーティングされたステンレス・スチール製のナノボール。
変色することのないよう加工されたナノボールの数ははなんと124万9996個! なお、すべて落ちるまでに、10分かかるそうですよ。
【手元に届くまで時間がかかるみたい】
本体は、手吹きのガラスを使用。独特のカーブや造形が美しい砂時計の大きさは、高さ150mm、直径125mm、そして重さは1.5kg。
表面が傷つくことのないよう、美しくて頑丈なオレンジ色の箱に入れて届けられるのだそうで、優しく扱うため革製のコースターや手袋(!)まで付いてくるという念の入れよう。
完成まで手間がかかるために、1カ月に10個作るのがやっと。手元に届くまでにはかなりの時間を要するということを、覚悟しておいたほうがいいみたいです。
【注:保証金が必要です】
購入したい場合は、保証金としてまず約66万を支払わなければなりません。ちなみにこのお金は払い戻しされないようなので、後悔しないよう十分に検討する必要がありそうです。
そのほか詳細は、販売サイト「HODINKEE Shop」をチェック。こういったものを躊躇なくポンと買える人を、真のお金持ちと呼ぶのでしょうね……。わたしには到底無理~!
参照元:HODINKEE Shop
執筆=田端あんじ(c)Pouch
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