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夢中で頑張る君にエールを! 浪人生あるある52連発 / 多浪生がなぜかモテる、講師のファンクラブがあるなど

2018年3月31日

3月、それは卒業シーズン。春からの新生活に胸ふくらませる若者たちのなかで、春からの進路が決まらず暗い気持ちで過ごす人も……。

そう、浪人生です。希望する大学に落ちてしまった、もうワンランク上の大学を狙うことにした……。理由はさまざまだと思うけど、友達がキャンパスライフを謳歌する中、あと1年、勉強漬けの日々を送ることになるなんて。

でもね、大丈夫! 頑張ったぶん、次の春はなにより美しいから!

今回はそんな不安な若者たちへのエールをこめて、かつて浪人生であった私自身の体験から「浪人生あるある」を紹介したいと思います!

【浪人生あるある】

・現役時代は勉強しなくてもなんとかなると思っていた
・受験直前の模試がC判定でもなんとかなると思っていた
・過去問をやって全然解けなくてもなんとなかると思っていた
・受験本番、全く手応えなかったけどなんとかなると思っていた
なんとかならなかった……
・浪人の相談を親にするとき死にそうな気持ちになる
・勉強しとけばよかった……と死ぬほど思う
・大学に受かった友達が髪染めたりパーマかけたり家具を買いに行ったり旅行パンフレット見たりしてて死ぬほどうらやましい
・そんな自分が眺めるのは予備校のパンフレット
・進路が決まってる友達は卒業旅行とか行ってて温度差がすごい
・同じ高校で浪人することになった人と急速に仲良くなる
・今年こそ受かるぞ! と思って死ぬほど問題集とか参考書を買う
・しかもZ会が出してる難しい参考書を買いがち
・都会に出て大手予備校の寮に入る同級生がいて焦る
・予備校は高校と違って私服通学なのでちょっと浮かれる
・なんだかんだいって新しい出会いにテンションが上がる
・他校のかっこいい男子を探したりする
・意外と美男美女が多い
・2浪してる男子が、年上というだけでモテだす
・医学部目指して10浪くらいしてる「主」みたいな多浪生が必ずひとりはいる
・「主」は予備校の職員とか講師とやたら仲がいい
・「主」は特に成績がよくもなかったりして謎
・予備校の講師の授業と高校の教師の授業のあまりの違いにビビる
・異様にトークスキルの高い芸人みたいな講師がいる
謎にモテる講師がいて、しかもファンクラブまであったりする
・軽いジョークを挟んだ分かりやすい説明に、勉強って面白いんだと思う
最初っからこの人に教わってたら、浪人せずに済んだのでは? と思う
・4月の模試は判定がめちゃめちゃいい
・もうワンランク上狙えるんじゃない? と思いがち
・しかしここで油断すると間違いなく落ちる
・5月くらいになると予備校内でカップルができだす
・現役で受かった彼氏・彼女と浪人生のカップルがうまくいかなくなるのも5月あたりから
・夏は受験勉強の天王山! 夏休みで地元に帰ってきた同級生たちからの誘惑がやばい
・変わっちまった同級生を見て切なくなる
・このあたりで都会の予備校に行った同級生が音信不通になる
夏を過ぎると現役生の成績が伸び始め、模試の判定や偏差値が上がりづらくなる
・秋になると下がるモチベーション。厳しい戦いが始まる
・勉強してもしても偏差値が上がらない……
・気晴らしに遊んでも勉強のことが頭をよぎる
・ここで腐らずに努力し続けることが大事!!
・めっちゃ成績上がって東大とか受けることになるやつがたまにいる
・受験が近づくにつれ今年も落ちたらどうしよう……と不安になって眠れない
・記念受験とかすべり止めとか言って自分の志望校受ける人にピリっとする
・冬は風邪やインフルエンザに気をつけまくる
・ふと現役時代の模試の結果とか見てみる
この頃に比べたら成績上がってるじゃん!
・ボロボロになった参考書と単語帳が自信になる
・試験前の緊張感が現役時代の比じゃない
・試験の手応えが現役時代の比じゃない
合格したときの喜びも現役の比じゃない
・振り返ると人生であれほど勉強した期間はなかったなと思う

以上です! 私は一浪して志望校にどうにか合格できたのですが、個人的には、たくさんの問題集を解くより、1冊の参考書を何度も復習することが大事かなと思いました。

浪人が決まった学生さんたちは、目標に向かってがんばってくださいね。1年なんて長いようであっという間。来年の春にはきっと大きな花が咲くはずです!!

執筆・撮影=御花畑マリコ (c)Pouch

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