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【獲ったどぉー!】女ひとりで釣り堀はアリなのか? 実際に行ってみたら…仲間いた♡おまけに楽しくてハマってしまった件

2018年4月21日

イェイイェイイェイ イェイイェイイェイ
ウォウウォウ ウォウォ~

冒頭からいきなりTRFの「survival dAnce ~no no cry more~」を歌ってしまいましたが、先の見えないこの世を生き抜くにはやっぱりサバイバル力が大事だと思うのです。どんな場所でも一人で生きていける、そんな女に私はなりたい……。

———毎月1のつく日(1日、11日、21日だけ)は「ステキなぼっちの日」。というわけで、今回のぼっち企画は女ひとりで「魚釣り」です。魚を釣って、さばいて、焼いて食べられるという「としまえん フィッシングエリア」に行ってきました。

【釣ってさばいて写真撮って…ひとりでできる?】

夏場はにぎわうとしまえんのプールが、オフシーズンは釣り堀になってるって知ってましたか? 私はまったく知りませんでした。

子供の頃は、父や母と一緒に釣り堀に行っていた私。とはいえ魚が釣れたら母親が針を抜いてくれてたし、調理も店の人がやってくれていたものです。

それを全てひとりで……。さらに、撮影もひとりで(これはいつものことだけど)……。ライブ中にキーボードを2、3台同時に弾いている小室哲哉くらい忙しいのでは。できんの? 不安でたまりません。

私の不安な心を映すように、空は曇天模様。そして風がめっちゃ強い……!

【アウェー感はないけどみんな釣れてない】

受付を済ませて、竹でできた原始的な釣り竿と、釣った魚をすくうタモ、エサ(いかの切り身)、魚を入れる袋を得て釣りスタート。

エサ釣り用のエリアに行くと……あれ、女の人が意外と多い? ぼっちで来てるのは私だけだけど、思いのほかアウェー感なし。どうやら男性はマイ釣り竿で本格的な大物を狙うルアーエリアにいる模様。

しかし……周囲を見ても釣れてる様子がまったくありません。勇気を出して声をかけると「2時間で1匹だけ……」と心もとない答えが。最後まで釣れなくてもおさかな1匹もらえるらしいけど、できれば自分で釣りたい……。

【魚が跳ねてもno no cry more 泣かない】

釣りしてるシーンを撮るため、自撮りの準備で竹竿を置くと強い風が吹きつけました。竿が飛ばされていく……! そして知らない人のイカのエサが飛んでくる……! 待て、釣れんのかこれ。

えさのイカを針に刺して、とりあえずエサのついた針をつり堀にポチャン……。

シーーーーーーーーーーーーーーン。

と思ってたら…15分ほど経ったころ、竹竿が引っ張られる感触が……。来たか! ウソ! 心の準備も自撮りの準備もできてないよおおおお! とりあえず竿をひくと……魚が釣れてるううううう!

ととととと、獲ったどおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!

しかし、記事用の写真を……魚をつかむために軍手を……とモタモタしてるうちに、魚が針を飲んでしまい、針をはずすのが困難に。口からエラが飛び出し、めっちゃグロいことになってしまいました。すまん、魚。キャッチ&リリースは禁止なのでやむなく釣果1匹で釣りタイム終了。いよいよさばいていきます……。

【キッチンバサミを魚の尻穴に入れるだと……】

なんと、ここでは包丁ではなく、キッチンバサミで魚をさばくことになっています。私が釣ったのはニジマス、川魚なのでうろこを取る必要はないのだそう。はらわたを出して中を洗うだけでOK。

魚の尻の穴からはさみを入れるって変な感じ……と思いつつ、じゃきじゃきと腹を切って、はらわたやエラを掻き出して洗っていきます。思ってたより全然簡単で、5分も経たず完了

その後は魚を串に刺していくのですが……口の中から背骨にそって、ググッと串を押し込むだけ。あとは魚に塩を付けて焼くのみ。

「なんだ、思ったより簡単じゃん」と思っていたら、おもいがけないところでトラップが!

魚につけるための塩の袋が………………むっちゃ固く縛ってある!!!!!!!!

濡れた手で結び目を解こうとしても、ぜんっぜん解けない。ツメでひっかきながら、どうにか袋をひらいて、塩を魚に塗るのですが、適量がわからない……

塩ってしょっぱいしな、と控えめにつけて焼き場に持っていくと、係員のお兄さんに「ちょっと少なすぎますね」とダメ出しされてしまいました。臭み取りのために塩は多めにつけるのがセオリー、食べるときに落とすのだそう。なるほど。

【焼ける魚を見ながら謎の満足感が湧き上がる】

たった1匹とはいえ、自分で釣った魚が、炭火で焼かれる姿を見ていると……なんともいえない満足感があります。

20分ほど待って焼き上がった魚を見ると……たっぷりとまぶした塩に焼き目がついてたまらねえ〜。うまそおおおおおおお!

塩を落としながら……串に思い切りかぶりついて、アツアツの魚をいっただっきまーす!

うん、うまい!!! これならきっとサバイブできる!!

川魚独特のクセはあるものの、自分で釣った魚はうまい! いや〜、たった1時間くらいしかいなかったけど、魚釣り楽しい。ちょっとハマってしまいそうです。

としまえんフィッシングエリアの2018年春の営業は5月6日まで。料金その他の詳細は、公式サイトからご確認ください!

それにしても、もうぼっち力はかなりレベル上がってきた気がするので、そろそろ人とうまくやっていくための努力をしたほうがいいのでは……という気がしてきました。

ぼっち度 ★★
慌ただしい度 ★★★★★★★★
サバイバル度 ★★★★★★

参考リンク=としまえん フィッシングエリア
執筆=御花畑マリコ (c)Pouch

▼今回事前に用意したものは軍手、ウェットティッシュ、タオルでした

▼すげー水の色……と思ったけど、プランクトンが増殖してる証拠なのでむしろいいことらしい

▼こんな写真を撮ってるうちに魚がどんどん針を飲み込んでいった

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