首がびよんびよんとしなる「赤べこ」は、福島県会津地方の郷土玩具。とぼけたような表情と丸々としたフォルム、かわいい動きが魅力で、広く愛されています。
そんな赤べこを “魔改造” 。ケルベロスやユニコーンといった “神獣” とドッキングさせたフィギュアが爆誕してしまったんです……!
【なんだか名前がかわいいな】
赤べこ×神獣というまさかの組み合わせが実現したフィギュア、「神獣ベコたち 神話の世界に転生しベコたち。」。株式会社「Qualia」とオモシロ雑貨を展開する「妄想工作所」によるコラボ商品です。
ラインナップは、ケルベロス×赤べこ「ケルベコス」、ユニコーン×赤べこ「ユニベコーン」、ペガサス×赤べこ「ベコサス」、ミノタウロス×赤べこ「ミノタウベコ」。
そしてライオンとヤギの頭、毒ヘビの尻尾をもつキマイラをかけあわせた、キマイラ×赤べこ「キマイラベコ」の、全5種類。
どの子も本家・赤べこさながら首が動くので、思う存分びよんびよんさせちゃってください。もちろん首が3つある「ケルベコス」も例外ではありませんよ~っ!
【「ミノタウベコ」の破壊力よ】
どれも衝撃的なビジュアルなのですが、私がいちばん度肝を抜かれたのは「ミノタウベコ」。
ミノタウロスは “牛の頭を持つ巨人” なのですが、「ミノタウベコ」はこれにならって “赤べこの頭をもつ人間” としてデザインされているんです。
そのため赤べこのマスクをかぶった人が四つん這いしてるようにしか見えず、シュールすぎて絶句してしまいました。この子だけ異質すぎるよ……イヤ、嫌いじゃないし、むしろ好きだけど!
【愛さずにはいられない不思議な魅力…!】
奇妙だけど見れば見るほど愛着が湧いてくる「神獣ベコたち」のお値段は、1回税込み300円。
2019年8月13日より全国のカプセルトイコーナーで発売されるので、見かけたらお家に連れて帰ってあげてくださいっ。
参照元:プレスリリース、Qualia
執筆:田端あんじ (c)Pouch