2021年5月6日にセブンイレブン、セブンネットショッピング限定で発売された雑誌『MonoMax 特別編集 キャンプ・アウトドア』。
付録としてアウトドアブランドCHUMSとコラボした「キャンプクッカー」がついてくるということで、SNSでも話題になっています。
キャンプクッカーが付録だなんて、見逃せない……ということでセブンイレブンに走ってゲットしてきました。
実際の使用感をキャンプ大好きな私が本音でレビューしていきますよ〜♪
【キャンパーから見た第1印象】
私は普段キャンプに深めのお鍋を持っていき、焼くのも煮るのもそれひとつでやっていました。なので本当にフライパンは必要か〜?とやや半信半疑。
キャンプ仲間に聞いてみると「カバンにもスッと入ってかさ張らないので、ソロキャンプで重宝するよ」とのこと。
付録のクッカーは持ち手が折り畳めるようになっており、サイズは高さ約4cm、パンの大きさは約16.7cmとコンパクトです。
たしかに見た目以上に軽く、深さもあるのでお皿や調味料などを収納することもできるな〜という感じ。
深めのお鍋だとお皿と重ねたりすることはできないので、1つ持っておくと便利かも。
キャンプグッズはかっこいいデザインが多いので、CHUMSのブービーバードのエンボス加工がされているクッカーは貴重です〜♡
【使う前に準備がいるよ】
ステンレス製のお鍋は焦げ付きやすく、くっつきやすいのが特徴。コゲつくと見た目も悪いし、キャンプでは汚れを落とすのもひと苦労です。
そこで本誌では使用前の準備として「油を入れてならす」ことが推奨されていました。
サラダ油を使って、火を付けたり消したりしながら油をなじませていくという工程を4、5回繰り返します。プロの料理人になった気分で書かれている通りに行ってみると……。
最初のピカピカのシルバーよりも、すこし年季が入ったきつね色がかった色味になりました!
手間がかかる作業ですが、キャンプでは直火を使ったり、十分に洗えなかったりするのでキャンプに行く前にやっておくべき工程だとおもいました。
【実際にアヒージョを作ってみた!】
今回は見た目はおしゃれで手が込んでいるのに、簡単につくれるキャンプ飯「アヒージョ」を作ってみることに。
油を注ぐときにパチパチはねることもなく、火が均等に伝わっていくのがわかります。
深さがあるおかげであふれ出たり、飛び跳ねたりするという心配もなく、家庭用フライパンのように難なく使うことできました。
お皿に移し替えず、そのまま食器として使えるのもポイントが高いです!
油でならしたおかげで焦げ付くこともなく、汚れもキレイに落ちましたよ〜♪
【ちょっと残念な点も…】
調理には大満足だったのですが、ちょっぴり気になることが3点。
<1.取手がゆるい>
手に持った時に気づいたのは取手部分が最初からゆるゆるなところ。取っ手が折り畳めるキャンプグッズは使っていくうちにゆるくなってしまうイメージだったのですが、こちらは持ち上げると片方だけがもうぶら〜んと落ちてきてしまいます。
こういった引っ掛かりが出てしまうと、荷物をパッキングする際に引っかかってしまったりと、ちょっとしたストレスになるなと思いました。
<2.サイズ感はTPOを選ぶ>
今回はアヒージョを作りましたが、2人で食べるにはもうちょっと量が欲しいな、という量でした。作るメニューにもよりますが、人数がいるキャンプでは前菜レベルのものに限定されそう。
<3.作るものには試行錯誤が必要>
本当はパエリアなどご飯をつかったガッツリ飯を作りたかったのですが、ご飯を炊くにはピッタリサイズの蓋が必要! アルミホイルで代用もできますが、毎回ゴミを出すのもなぁ……とちょっぴり残念でした。
また私の印象だと、アウトドアショップでクッカーを買うとサイズ違いでセットになっていることが多く、ひとつのクッカーだけで料理をするのは結構頭を悩ませます。
【ソロキャンプを始める人におすすめ!】
ちょっぴり惜しいところもありますが、付録としてサイズ感、使用感を踏まえると、ソロキャンプにはもってこいなサイズだと私は感じました!
なので複数人でキャンプが行ったことあるけど、今度は1人でキャンプに挑戦したい! なんて方は、このサイズのキャンプクッカーひとつあれば、調理もできるし、食器としても使えるしで万能アイテムだと思います。
もちろん複数人ででキャンプにいくときはサブとして使うこともできますね。
お値段は税込2189円。本誌にはキャンプクッカーを使ったレシピの他に、キャンプギアがたくさん紹介されていて、パラパラとみるだけでキャンプ好きの私はワクワクしちゃいます♪
話題沸騰中のキャンプクッカー、気になる方は早めにチェックしてくださいね!
参考リンク:宝島社
撮影・執筆:あんすず
Photo:(c)Pouch