炎天下でのマスク着用は地獄の暑さ。感染症対策とはいえ、暑いし、息苦しいし、メイクも崩れるし……!
どうにかならないものか……と思っていたら、マスクの中に風を送る「マスクエアーファン」なるアイテムを発見。
2021年の夏は『酷暑』ということもあって、なかなかの人気で品薄となっているようです。しかし、本当にマスクの中が息苦しくなくなるんでしょうか? マスクにつけても目立たないの?
気になる「マスクエアーファン」をさっそくゲットしたので、実際使ってみたいと思います……!
【マスクにつけられる小型ファン】
ライフオンプロダクツが販売する「マスクエアーファン」の価格は1760円(税込)。
もしこの値段でマスクの生き苦しさから開放されるならめっけもんではないですか……。
クリップ式の小型ファンで、ファンがついている方を内側にして、マスクに引っ掛ける形になっています。
しかし実物を手にすると、ネットで見ていたよりも意外と大きい印象……。
USBメモリくらいのサイズを想像してたけど、それよりひと回りほど大きいです。これをマスクにつけるとなると、シルエットがボコボコになりそうな気が……。
【そよ風のような風量…】
「マスクエアーファン」はUSB充電式で、最長3.5時間使えるそう。サイドの小さなボタンがスイッチになっていて
・通常運転
・リズムモード(5秒間隔)
の2種類の送風モードが選べます。さっそく電源を入れてみると……送風口からそよ風のような弱風が出てきました。ファンの音も小さめです。
送風口が鼻や口元のあたりにくるようにして、マスクにファンを挟みます。マスク紐の間のところに挟むと落下防止になるよう。
ファンをつけたマスクを装着すると……
ペタッ
ほ、ほっぺたに思いっきりファンの本体が当たって、なんかマスクの中が狭いぞ……!
【実際に使ってみる】
<炎天下での使用>
実際に8月初旬の37℃の炎天下の屋外でこのマスクファンを使ってみました。
マスクの中が涼しくなったかというと……ファンなしのときよりは呼吸がラクですが、正直、格段に涼しくなったという感じではありません。
私の熱い鼻息の風圧に、ファンのそよ風がちょっと負けているような……。
とはいえ、普段は苦しくなってマスクを数分に1度ずらして新鮮な空気を吸っていましたが、マスクをずらさなくても歩ける程度には息がしやすいのはたしかです。
<屋内での使用>
外で使ったときよりも、屋内で使っているときのほうが、ファンの涼しさを感じられました。空気を循環させるタイプのものなので、屋内の涼しい空気をマスクの中にうまくとりこんでくれているのかも。
屋外よりも屋内のほうが苦しくても周りに人がいてマスクをはずしずらい状況が多いので、このファンが役に立ちました。
ちなみに、5秒間隔で風が吹くリズムモードより、通常運転モードの方が涼しく感じられます。
【見た目問題が…】
装着時の見た目はというと、外から見えるクリップ部分は小さいので前や横から見ると思ったより目立たないよう。
さらに、ファンの位置をうまく調整さえすれば、マスクのボコボコ感は多少防げます。
が、しかし……斜め後ろから見るとマスクになんかつけてるのがめっちゃ目立つ〜〜〜〜!
散歩やご近所に買い物程度ならいいけど、これをつけて、オシャレな店に行くとかはちょっと厳しいかもしれないです……。
【結論:しないよりはラクだけど…】
「マスクエアーファン」を実際に使ってみた個人的な感想は
ファンをつけてた方がちょっとだけ息しやすいけど、厚みがあるのでマスクにつけたときの感触やシルエットが気になる。
という感じです。
個人的には、もう少し風圧が強いともっと涼しさを感じられるのになあと思いました。まだまだ進化の余地あり!
・炎天下で長時間作業する
・接客などで、屋内でマスクが絶対にはずせない
といったときには役に立つと思います。
ちなみに、付属品として、持ち歩き用の小さい袋と充電用のUSBケーブルが付いています。PCやモバイルバッテリーにつなげれば充電可能です。
「マスクエアーファン」は5時間の充電で、3.5時間(リズムモード使用時)使えるようになっております。ご参考までに!
参照元:Life on Products
執筆:御花畑マリコ
Photo:(c)Pouch