地震に台風、水害など、数多くの自然災害に見舞われてきた日本。いろんな「もしも」が存在する国に暮らしているからこそ、いざというときのために備えておく必要があります。
災害発生直後は救助・救援が優先されるため、ライフラインの復旧や物資の到着には3日かかるといわれます。
このたびフェリシモから発売されたのは “被災後3日間” に備える定期便。被災地や支援現場から見た「あの時本当に欲しかったもの」をチョイス、毎月届くので防災への意識も高まりそうなんです。
【起こりうる10シーンを想定したラインナップ】
フェリシモによる「みんなの防災プロジェクト もしもしも」から誕生、基本アイテムがセットになった備蓄定期便「もしもしも きほんのきセット」(月1セット 税込み1977円 ※発売記念価格)。
もしも水や火が使えなくなったら、もしも断水したら、もしも避難所で寝泊まりすることになったら……。そうした被災時に遭遇する可能性のある「10の不安」に基づいたアイテム&情報を10カ月かけて届けてくれます。
初回に届く情報冊子「もしもしも カスタマイズ・ノート」は毎月届く1枚の情報カードをファイリングできるアイテム。災害時に用意しておくとよいものをわかりやすく説明、読むだけでなく空欄部分に自分が必要なものを書き込んでカスタマイズできるようになっています。避難時にどうするかなど、家族と話し合うきっかけも生まれそう!
【食品専用バッグ&備蓄食】
「もしも火や水が使えなっても」の回では、火や水が使えなくなった事態を想定した「食品専用バッグと調理不要の備蓄食」をお届け!
食品専用バッグは、コンパクト設計ながら500mlペットボトル5本を収納できる上、缶詰やパウチ食品の在庫がひと目でわかる仕切りトレイ付き。保冷剤などが入るメッシュポケットも付いています。
“水なしで食べられる栄養価の高いもの” という発想をもとに生まれたゼリータイプの備蓄食「LIFE STÖCK 備蓄ゼリー」は、
・電気・ガス・水道がなくても調理なしで食べられる
・水分と栄養を1度に摂取(2個で400kcalのエナジータイプ&ビタミンや食物繊維が補えるバランスタイプの全2種類)
・世界初となる5年6カ月の賞味期限
といった特徴を備えています。
開発に関わったのは、東日本大震災で被災した株式会社ワンテーブル代表取締役CEO・島田昌幸さん。震災直後に避難所で目の当たりにした「水なしで固い乾パンは食べられない」と話す高齢者、極度のストレスで食事がのどを通らない人たちの姿から生まれました。
【こんなのが欲しかった!】
そのほかには、
・断水・停電でもいつもの食事が摂れるレシピジッパーやボウル&カトラリー
・断水時に役立つドライシャンプー(洗いやすいミトン型!)や全身がふけるおしぼり
・におい漏れしにくく衛生的なトイレセット
・避難所の冷たく固い床を想定したエアクッションとルームシューズ
・貴重品が入るサコッシュ&サコッシュを収納できる2WAYブランケット
などをセレクト。やわらかな足ざわりのルームシューズやサコッシュをはじめ、いずれも普段使いしやすいデザインが嬉しいっ♪
またフェリシモでは、必要な人に必要なものを必要なだけ届ける備蓄支援被災地をみんなで支える「もしもしも防災基金」も展開中。あわせてチェックしてみて。
参照元:みんなの防災プロジェクト もしもしも、フェリシモ、プレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch