江戸を代表する “ゆるかわ絵師” として今なお愛され続けている鍬形蕙斎(くわがた けいさい)。
その代表作として知られるのが人物や自然風景を “誰でもカンタンに描ける” よう絵手本にした『略画式(りゃくがしき)』。中でも動物をテーマとした『鳥獣略画式(ちょうじゅう りゃくがしき)』は多くの人々を魅了してきました。
名前を聞いてピンとこなくても、絵をみたら「ああ、アレか!」とわかるはず。
そして今回、あのゆるかわ動物たちをグッズにするべく、フェリシモミュージアム部が立ち上がったのです!
【目のつけどころ、さすがすぎ!】
2022年9月20日からWEB販売中の “鳥獣略画式” グッズ。数あるモチーフの中からフェリシモミュージアムがセレクトしたのは次の生き物たちです。
・お手をするトラ
・キュッとおしりを上げたモグラ
・異なるポーズをキメる3羽のウズラたち
・ゆるかわすぎるカエル
……原画をご覧いただければわかると思うのですが、セレクトが絶妙すぎ!!!
怒っているのか辛抱しているのか、なんとも言えない表情をうかべたトラは、作品中でも非常に目立っているので納得ですが、そのほかの生き物たちは端っこにさらっと描かれているのみ。
ともすれば、うっかり見過ごしてしまいそうなのにグッズ化するとは……目のつけどころが最高すぎ~~~!
【こんなグッズになりました】
トラをモチーフにした「お手をするトラのふかふかクッション」(4400円)では、ユーモラスな目つき、もっちりとした猫のような前足、するんと長い尻尾を立体化して再現。前足は別パーツになっているため「お手」もできちゃいます。
またクッションには湯たんぽを入れられるポケットが付いており、この秋冬に大活躍してくれそうな予感☆
眠たげな表情がキュートな「かきかき進むモグラのほこり取りクリーナー」(2310円)は、手乗りサイズ&手ざわりモチモチ。おなかの部分が液晶画面や棚のほこりをきれいにふきとってくれますよ~。
さらには細かい表情まで完全再現した「ぴよぴよウズラのキーポーチ」(月1個 2200円)と、
つぶらな瞳に引き寄せられる「ゆるっとかわいいカエルのポーチ」(1760円)もセレクト。原画の良さをそのまま生かしたビジュアルに心くすぐられるううう!
【相変わらずの熱量です!】
アート作品への熱い想いを、グッズ制作に注ぎ込んできたフェリシモミュージアム部。
今回も、後ろ姿まで再現したり、色やフォルムへ尋常じゃないこだわりを見せたりと、熱量がすごいです。お時間があれば、制作の裏側がわかるフェリシモミュージアム部のnoteもぜひ読んでいただきたい……!
『鳥獣略画式』を知らなかった人でも、気づけばその魅力にハマってしまうことうけあいです♪
※価格はすべて税込みです。
参照元:プレスリリース、フェリシモ(1)(2)(3)(4)、フェリシモミュージアム部
執筆:田端あんじ (c)Pouch