もはや恒例となりつつある、正倉院展×フェリシモミュージアム部によるコラボ企画。
数年に1度しか観られない貴重な宝物を、暮らしの中にカジュアルに取り入れられるグッズを手がけてきました。
今年2023年の大注目商品は、「蘭奢待(らんじゃたい)クッション」です。蘭奢待との暮らし、どうです?
【再現度が高すぎる】
奈良・平安時代の重要物品を納める東大寺の正倉院。毎年秋の点検のタイミングに合わせて、「正倉院展」として一般公開しています。
今年の「正倉院展」は2023年10月28日からスタート。開催に先がけて、10月24日からは「正倉院展×フェリシモミュージアム部」コラボアイテムをWEB販売を開始しました。
数あるアイテムの中でもひときわ目立っているのが「蘭奢待クッション」(5170円)。360度方向、どこから見ても本物そっくりで、存在感がすんごい……!
【蘭奢待ってなに?】
天下の名香と呼ばれた香木、蘭奢待(らんじゃたい)。正倉院宝物としての正式名称は「黄熟香(おうじゅくこう)」といい、「蘭奢待」は雅名(雅な呼び名)になります。
長さ156cm、重さ11.6kgと非常に大きく、よく見ると、ところどころ人の手によって切り取られたような跡が残っていることがわかります。
これ織田信長や足利義政、明治天皇が、香木を切り取った跡なんです。明治時代には、切り取ったとされる人物名の付箋があったんですって。
【やっぱりこだわりがスゴイ】
そんな蘭奢待を1/2スケールで完全再現しているクッションは、ギュッと抱きしめたり、膝に乗せたりするのに、ちょうどいいサイズ感です。
複雑なカーブや、足利義政・織田信長・明治天皇が切り取った証拠となる付箋もしっかり再現。
フェリシモミュージアムのこだわりをこれでもか!と詰め込んだ、存在感抜群のクッションです。ぜひおうちで、蘭奢待ライフ(?)を楽しんで♪
【そのほかのグッズにもご注目】
「正倉院展×フェリシモミュージアム部」コラボでは、次のアイテムも販売中。
・宝物「楓蘇芳染螺鈿槽琵琶(かえですおうぞめらでんのそうのびわ)」などの螺鈿(らでん)細工をモチーフにしたジェル風ネイルシール(月1セット 1980円)
・聖武天皇の一周忌に国家安泰を祈る法要で掲げられた旗「幡脚端飾(ばんのきゃくたんかざり)」のハンドウォーマー(月1組 1870円)
・正倉院宝物をイメージしたバングルウォッチ(5940円)
昨年好評を博したコラボアイテムも、引き続き販売中。グッズを通して、歴史に思いを馳せましょう。
※価格はすべて税込みです。
参照元:正倉院展、フェリシモ、フェリシモミュージアム部、プレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch