このコーナー『乙女の週末』は、週末に少し遠出して森林浴をしたり美術館めぐりをしたり、手作り体験をしてみたり、訪れた土地ならではのおいしいものを味わったりしようという女性たちのために、ポーチ編集部が実際に訪れたおすすのスポットを紹介するコーナー。
第1回目は、フランスの小さなヴィラージュ(村)をコンセプトに、アートと自然と食の融合した『メルシャン軽井沢美術館』の敷地内にある『軽井沢ウイスキー蒸留所』についてご紹介します。ウイスキー好きの方、必読です!
メルシャン軽井沢美術館は、ワインを中心にしたアルコール事業を手掛けるメルシャン株式会社が運営するミュージアム・パークで、敷地内には1955年開設の『軽井沢ウイスキー蒸留所』があります。モルトウイスキーの故郷であるスコットランドによく似た気候の軽井沢では、豊かで芳醇なモルトウイスキー『軽井沢』を造ることができるのだとか。
ハイボールブームでウイスキーを飲む機会が増えたという女性には、蒸留所見学のツアーに参加して、ウイスキーのことをもっと深く知ってみてはいかがでしょう? 見学時間は10分程度で予約は不要。気軽に参加できそうですね。
見学後の楽しみは、もちろんテイスティング。ウイスキーの種類がとても豊富な『メルシャンプラザ』では、ワインと合わせて約300種類の取り扱いがあるのだそう。有料の試飲は15、20、25、30年の樽出原酒、チャリティーの試飲は31年ものの古酒から貯蔵17年までのすべての年の原酒をブレンドしたという『軽井沢17年』(10,500円)を用意。
記者は募金をして『軽井沢17年』を試飲してみました。香り高く、気品のある味で、ハイボールにしてはもったいない感じ。ストレート、あるいは上質な水で割って飲んでみてください。
『メルシャンプラザ』では、蒸留所限定のウイスキーやワインも取り揃えているので、どれを購入したらよいのか迷ってしまいそうなときは、ウイスキーカウンターのダンディーな店員さんに尋ねてみるとよいかもしれません。
記者がウイスキーを味わっている最中に、ウイスキーの色について質問しているお客さんたちがいました。確かに、透明度の高いものもあれば、メープルシロップのように濃い琥珀色のウイスキーなど色もさまざま。ぜひ、回答はご自身で確かめてみてください。Part2では、ヴィラージュ内の美術館『メルシャン軽井沢美術館』とカフェをレポートします。
名称 軽井沢ウイスキー蒸留所
住所 長野県北佐久郡御代田町馬瀬口1799-1
営業時間 10:00~16:00(4月~11月)
定休日 火曜日(7・8月は無休)
Written by sweetsholic / Photo by POUCH