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【食べあるき築地】女子に人気のビールが欲しくなる味! 『紀文総本店』の磯辺揚200円

2010年8月5日

『食べあるき築地場外市場』は、歩きながら食べられる築地場外市場のグルメをご紹介する、ちょっとB級グルメなコーナー。それでも実際に食べて味を徹底レビューするので、味はお墨付き! お友だちや同僚、ご家族や恋人と築地場外市場に行く際の参考にしてみてくださいね。POUCH編集部の覆面調査隊は、練り製品を幅広く取り扱う『紀文』の総本店に足を運びました。

蒲鉾やはんぺん、ちくわ、おでん種などの販売を幅広く手掛ける『紀文』が誕生したのは、ここ築地。築地市場「場内」は食のプロが鮮魚や青果などを買い付けるために朝早くからオープンしていますが、築地市場「場外」はひと仕事終えた食のプロたちが食事をするための飲食店や、一般向けの小売店など約300軒もの店舗が立ち並ぶ業務用の商店街です。

練り製品が多数並ぶ中で、調査隊の目に留まったのが『磯辺揚』(200円)。串に刺してあり、食べ歩きによさそうです。カニかまぼこをモチーフにしており、一見どこにでもありそうなスナックですが食べてみることにしました。カニかまぼこがプリプリ、しっとりとしており甘いです。

甘いけれど、食べ進めていくと鼻がつんとしてきました。中にはからしマヨネーズが入っているのです。これはビールが欲しくなる味! 揚げたてであれば、きっともっとおいしかっただろうなぁ……(お店の方によれば、揚げたてが食べられるのは8時頃とのこと。早起きしてぜひ!!)。

ソースをかけていただきましたが、かけなくてもからしマヨネーズが効いているので十分食べられます。こちらはほかにも、パン粉をつけて揚げた『越前揚』を用意。揚げたてのさつま揚の数々や、いかげそ揚げ(500円)も見逃せません。

普段何気なく食べている蒲鉾(かまぼこ)ですが、その歴史は平安時代まで遡ります。宮中で祝宴料理として食されていた蒲鉾は、江戸時代になりようやっと庶民の食卓を賑わすようになったのだそうです。築地を食べ歩くと、食の歴史を感じずにはいられません。活気と昔の雰囲気が感じられる築地へ、足を運んでみませんか?

【お店のデータ】
店名: 『紀文総本店』(きぶんそうほんてん)
住所:東京都中央区築地4-13-18
電話:03-3541-3321
営業時間 :7:00~14:00
定休日: 日曜・祝日、休市日
交通アクセス:地下鉄日比谷線1番出口より徒歩5分
ウェブサイトhttp://www.kibun.co.jp

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