コミュニケーション・サイトTwitterなどのインターネットサイトで、19日発売の週刊誌「AERA」(朝日新聞出版)の表紙に注目が集まっています。防毒マスクをつけた男性の顔のアップに、赤い文字で「放射能がくる」という見出し……これはかなりのインパクトです。
インターネットユーザーからは、「怖すぎる」「こういう扇動って罪にならないの?」「週刊ポストが素晴らしく見える」「危機を煽って関心を引く、という商法はもう古い気がする」「風評被害やばいな、これ」「インパクトばかり追い求めるとこうなるんだろうな」といった声があがっています。
また、「本数が減って大混雑している電車のなかに(放射能がくると書かれた)中吊り広告を出せる神経が理解できない」という意見も。
これを受けて同編集部は、Twitterにて「編集部に恐怖心を煽る意図はなく、福島第一原発の事故の深刻さを伝える意図で写真や見出しを掲載しましたが、ご不快な思いをされた方には心よりお詫び申し上げます」(引用)と謝罪。
「今回いただいたご意見を真摯に受け止め、今後とも、様々な角度から全力を挙げて震災報道を続けていく所存です」(引用)としています。風評被害が広まりつつあるなか、デリケートな対応を求められる部分も多々あります。過激すぎる表現は考えものかも……? とはいえ、我々もあまり過剰反応せず冷静に情報を受け止めたいものですね。
(文:うさぎ)
参照:Twitter.com(http://twitter.com/AERAnetjp)