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東日本大震災の義援金、どこに送ったらいいの?

2011年3月25日

東日本大震災の被災地に向けて義援金を送りたいという方、たくさんいらっしゃると思います。でも、窓口が多すぎてどこに送ったらいいのか分からないという声も聞かれます。

 ひとくちに義援金窓口といっても、集まったお金が送られる先や使われ方は異なりますので、大切なお金を有意義に使ってもらいたいと思うのならば、あなたがどのような想いで送るのか、よく考えて送り先を選ぶことが大切となります。

ここでは、主な義援金の送り先と集まったお金の使われ方などについてご紹介していきます。

日本赤十字社 http://www.jrc.or.jp/contribution/l3/Vcms3_00002069.html

日本赤十字社は、日本で唯一赤十字活動を行う団体で、災害が発生したときには、国内の義援金をとりまとめる役割を果たしています。義援金は、全額被災者の方々へ届けられます。被災地を限定せず、とにかく被災者の方のもとへ届けたいと思っている方におすすめです。今回の地震では、歌手の安室奈美恵さんや日本ハムファイターズのダルビッシュ有投手が、日本赤十字社を通じて寄付をしています。

セーブ・ザ・チルドレン http://www.savechildren.or.jp/

セーブ・ザ・チルドレンは、国連に公式に承認された、世界の子どもたちのための民間のNGO団体。今回は、被災した子どもたちとその家族、そして地域の被災者に対する寄付の募集を行っています。特に子供たちへの支援がしたいと思っている方におすすめです。

宮城県災害対策本部 http://www.pref.miyagi.jp/kihu.htm

被災地である宮城県でも、寄附金及び義援金の受付が行われています。寄附金は、県内の災害復旧及び復興事業の財源として、義援金は、被災者に対する生活支援として使われます。被災地域で直接支援したいと思っている方におすすめです。このほか岩手県福島県の災害対策本部でも寄附金、義援金の受付が行われています。

ジョイセフ http://www.joicfp.or.jp/jp/

ジョイセフは、途上国の妊産婦と女性を守ることを目的に、世界中で支援活動を行っているNGO団体です。今回は、被災地の女性や妊産婦に手を差し伸べるための募金活動を行っています。被災地の女性の皆さんの力になりたいと思っている方におすすめです。今回の地震では、タレントの渡辺満里奈さんやアロマセラピストの大橋マキさんなどママとして頑張る皆さんが、ブログで募金を呼びかけています。

JustGiving  http://justgiving.jp/civicforce/

JustGivingは、何かにチャレンジしている人の姿に心を打たれたら寄付をするというオンラインの寄付システムで、寄付金は各チャレンジャーが選んだNPO団体に送られます。今回の地震のために募集されている寄付は、被災者支援のため緊急災害支援を行っている団体 CIVIC FORCEに全額寄付されることになっています。チャレンジャーには、モデルの蛯原友里さん、押切もえさん、タレントの辺見えみりさん、スポーツ界から為末大さん、野村忠宏さん、横峯さくらさん、古田敦也さんなどが名前を連ねています。頑張る人を応援しつつ、被災者も応援する、ユニークな形の寄付ができます。

このほか、携帯電話会社、航空会社、新聞社、テレビ局、ラジオ局、芸能人やミュージシャンなどがさまざまな形で義援金を受け付けているほか、コンビニやデパートの店頭、各種イベントなどでも募金活動が行われています。

少額であってもあなたの大切なお金です。どのような人たちに対して、どのような形で役立ててほしいのか、あなたの想いによく耳を傾けて送り先を選んでみてください。

(記者:シナモン)

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