来週末5月8日は「母の日」。皆さんは、お母さんに何を贈るか決めましたか。最近は、カーネーションだけでなく、母の日向けにさまざまなギフト販売されていますので、ギリギリまで悩むという人も多いかもしれませんね。
そんななか、今年は「母の日に東北のお花を贈ろう」というキャンペーンが行われています。これは、ケニアのノーベル平和賞受賞者 ワンガリ・ マータイさん提唱するMOTTAINAIキャンペーンのオフィシャルサイト「MOTTAINAI」のショップで行われているもので、東日本大震災の被災地 福島、宮城、岩手、茨城、千葉などのお花を集めたフラワーアレンジメントの販売が、明日5月2日(月)まで行われています。
今回の地震では、被災地の花生産者も大きな被害を受けました。また、各地のイベント自粛によって、お花の注文のキャンセルが相次ぐなどし、生産者が心をこめて育てた花が使われることなく、廃棄されてしまうという事態に陥ってしまいました。そこで「それではMOTTAINAI!!」ということで、このようなキャンペーンが行われることになったのです。
母の日用のフラワーアレンジメントは、ピンク系とイエロー系の2種類あり、それぞれカーネーションはじめ、ガーベラ、カスミソウ、トルコキョウなどの華やかなお花が使用されています。お花の真ん中には「Happy Mother’s Day」というかわいいメッセージカードが付き。
竹のかごに入っていますので、花瓶などを用意する必要はありません。お花を楽しんだあとは小物入れなどに使えて、最後まで「MOTTAINAI」精神が行き渡っています。また、お花はオアシス(吸水性スポンジ)にいけられていますので、一日一回水を与えればOK。さらに、花や葉全体に霧吹きで水を与えると長持ちするそうです。
3月11日以降、落ち着かない毎日を過ごしているという方も多いのではないでしょうか。そんなときに美しいお花を見たら、きっと心が和むはず。それは、毎日忙しいお母さんも同じです。お花を贈って喜んでもらえると同時に、被災地の皆さんをサポートできるなら、そんなうれしいことはありませんよね。母の日のプレゼントをまだ決めかねているという方、今年は東北のお花を贈ってみませんか。
(文=シナモン)
参考元:mottainai-shop.jp(http://bit.ly/hlE3ik)