音楽に合わせて踊るように点滅するイルミネーション。その光景は、同じ建物なのに点滅の仕方が変わるだけでこれほどまでに印象が変化するのかと、一瞬我が目を疑うほどバラエティーに富んでいます。
12月中、アメリカテキサス州のリーグシティーにおいて開催されているこの光のショーは、MOSSLIGHTSというアーティスト集団によって雨天の時以外毎日のように行われている、クリスマスにぴったりの一大イベントです。
イルミネーションに使用されているライトは、なんと5万個! すべて点滅させるのに必要な電力は350アンペアにものぼるため、この建物だけのワット数では到底足りません。そこでMOSSLIGHTSは追加で200アンペア以上に対応させ、ようやくこのショーの実現に至ったのです。
ショーは、『ライト・オーラマ』というコンピューター化されたミキシングライトを10台用いて、およそ160通りの点滅を4曲の異なる音楽によって見事に使い分けています。まるでライト各々に意志があるかのような華麗な動きに、あなたも思わず見惚れてしまうはず。
こんなの日本でも見られたらいいのに……とはいえ、節電が訴えられている現状ではなかなか実現が難しいのも事実。でも、この動画だけで十分贅沢な気分を堪能できますよね。壮大で楽しい光のショーを観て、今からクリスマス気分を盛り上げちゃいましょう!
(文=田端あんじ)
参考元:youtube.com( http://goo.gl/79duC )