動画サイト『vimeo.com』で発見した、謎の動画『THE STREETS OF THE INVISIBLES(ストリートの目に見えない何か)』。
フリーランスのアニメーション作家Remo Rauscher氏が作成したというこちらの映像は、東京をはじめとする世界の大都市を舞台に「見えない何か」に追われ恐怖する人々の様子を、ドキュメンタリータッチに撮影した作品のようです。
しかし世界各地で撮影しただなんて……余計な御世話だけど、この方撮影資金がいっぱいあったのかしら。考えてみると、ちょっぴり疑問でしょ? でもその謎は、動画をよ~く見ていれば、すぐに解けちゃうのです。
1970年代にアメリカで放送されていた犯罪ドラマ『THE STREETS OF SAN FRANCISCO』を参考にしたという危機迫る展開のストーリーを半ば無視して画面に集中すると、そこに映るのはどこかで見たことのある記号や線。
おや? これもしかして、Googleストリートビュー?
はい、そうなんです。みなさんも一度は見たことがあるであろう、Googleストリートビュー。そのほか類似シリーズの、GoogleマップやGoogleアースなんかも、もはやおなじみですよね。
こちらの作品に使用されているのは、この3媒体によって撮影された映像だったのです。なるほど、これならお金をかけずに世界各地の映像が撮影できちゃいますもんね~。ナイスアイデア!
身近にあるものを駆使すれば、発想ひとつでテレビに負けない迫力ある作品が作ることができる。『THE STREETS OF THE INVISIBLES』は、そのことをたしかに証明しています。映像作りに興味がある方は、このアイデア、ぜひ参考にしてみてはいかが?
(文=田端あんじ)
参考元:vimeo.com(http://goo.gl/oewI4 )
▼ここ東京っぽい…
▼おおお、やっぱり東京だ!
▼アートチックなシーンも
▼アイデア作ですね~
▼ちょっぴり長いけど、ご覧あれ!