一眼レフ欲しいなぁ~。メーカーどこにしようかなぁ、といろいろ物色していたワタクシ。やっぱり一眼と言えば、キヤノンと並びビギナーから上級者まで圧倒的な支持を得ているNikonも外せないっ!
Nikonのショッピングサイトを見ていると、「菓子」のカテゴリが! えっ、Nikonにお菓子のカテゴリってどういうことなの? 思わずクリック。すると「ニコンようかん」なる商品が出てきました。ちょ……ようかんってあの!? 小豆を練って作ったあの和菓子のこと!? カメラメーカーのNikonが? え? えーっ!?
現在、ニコンようかんは、3本入りのセットが4種とミニサイズのニコンNEW一口ようかんが販売されています。しかも、同社のラインナップのなかで最も歴史ある商品のひとつで、密かに売れ筋商品だというのです。
大きいようかんが一眼レフなら、新しい一口ようかんはミラーレスと言ったところかしら? どっちも迷っちゃいますが、昨年に発表された “現行最新モデル” の栗ようかんが入っているのは3本入りのセットだけ。やっぱり初心者だし、最新モデルを注文してみました。
そして数日後……ようかんキター!! Nikonの専用ボックスで来ましたよ~!
じゃーんっ!!
しかも箱には「デジタルカメラ機器 取り扱い注意!!」「精密機器」の文字。
そっか、ニコンようかんって精密機器だったんだぁ……。新たな発見です。
気合を入れて、ダンボールを開けると……緩衝材が隙間なくつめられています。しかも本体であるようかんもプチプチが巻かれています。これは完全にデジカメ機器扱い! 完全に精密機器扱いです! なんだか胸が熱くなってきました。
生まれてはじめてプチプチに巻かれたようかんを見ました。
プチプチを外して本体とご対面。キャー! 包装紙にも「Nikon」の文字。
箱にも「Nikon」、消費期限のシールにも「Nikon」!! 何もかもNikonづくしなんでございますのよ、奥様ッ!! 箱を開けただけでもう大興奮です。
ニコンようかんは昭和30年頃に社員用に製造されたのが誕生のきっかけです。確かに取引先への手土産用に社名入りの食品を作っている会社もありますもんね。歴史で言えば、Fシリーズよりも古い商品だそう。
当時は一般販売されておらず、ニコンようかんはファンの間で「幻の逸品」と話題になっていました。そして2001年、同社オンラインショップの立ち上げに伴い一般向けに販売を始めたそうです。カメラ&レンズメーカーがようかんを販売とは驚きましたが、実は知る人ぞ知る商品だったんですね。
ちなみに私が購入したのは本煉、小倉、栗の3つお味のセット。
本煉はなめらかで優しい味。
小倉は、なめらかな甘い餡と、あっさりとした小豆のバランスが絶妙! 私は3つの中では断然小倉推し!
最新モデルの栗ようかんは、栗がゴロゴロ入っていてうれしい☆
どれもすっきりした上品な甘さで食べる人を選びません。まさにビギナーからプロまで幅広く愛されるNikon製品そのものです。
なお、こちらはニコンダイレクトなどニコンの直営オンラインショップでのみの取り扱いだそうです。これは、カメラ好きな人へのプレゼントにいいかも。一口ようかんはカメラ女子会のおやつにも最適ですね。
(写真、文=おおさか もぐみ)