なんでもかんでもPCで済ませてしまうことの多い現代ですが、ノートは今もって手放すことのできない商品。特に学生さんにとっては、生活必需品と言っても過言ではありませんよね。
今回ご紹介するのは、おそらくあなたが未だかつて目にしたことがないであろう、一風変わったノートです。『伊葉』という会社から発売されている、『伊葉NOTEBOOK』という名のこちらのノート。よ~く見ると、とんでもなく規格外なかたちをしているではありませんかっ!
一体なぜ、このようなかたちのノートが生まれたのでしょう。発案者である宮坂弥さん曰く、「観察したところ、人がノートに横書きする場合、ノートの位置は正面斜め置きか、右側まっすぐ置きが圧倒的に多いことがわかりました。おそらく無意識に、肩や肘を軸とした円弧の中にノートを置いて書いているのでしょう」とのこと。
ほお、つまり、「横書きするとき、右利きの人の多くは、ノートを左に傾けて置いて書いている(左利きの方はその逆)」ってことね! ああ、言われてみれば、たしかにそうかも!
そんなわけで、『伊葉NOTEBOOK』はノートをまっすぐ置いた状態でも左に傾けた状態に、角度を変えれば右に傾けた状態になるよう、こんなかたちをしているというわけなのです。なるほどね~。
とはいえ『伊葉NOTEBOOK』のホームページには、「伊葉ノートは規格外です。人間工学にもとづいてはいません。誰かの論文、過去の研究成果を利用していません」との記述が。あくまで発案者の方の主観で作ったノート、とのことなので、その点はあしからず。
肘や肩、さらには目にかかる負担までも少なくし、長時間の筆記を行う場合にも疲労を少なくすることができるという『伊葉NOTEBOOK』。ノートを頻繁に使うというあなたは、ぜひ一度お試しあれ!
(文=田端あんじ)
参考元:iha-notebook.com( http://goo.gl/oSlHW )
▼つまり、こういうことですね
▼カバンに入れる時、若干戸惑いそうなかたちでもあります