唯一無二の天才画家、パブロ・ピカソ。個性的な構図、独特の人物描写、目の覚めるような色遣い……ほかに類を見ないパワーに充ち満ちた作品の数々は、今なお世界中の人々から愛されています。
今回みなさまにご覧いただくのは、ピカソが絵の中に描いてきた女性たちを実写化してしまおうという、なんとも思いきったアートワーク8点です。
スペインの写真家Eugenio Recuencoさんが手掛けた作品はどれも、原作の世界観を大切にしながら、それでいてRecuencoさんの個性も色濃く投影するという、これまた世界にふたつとないものばかり。
憂いを含んだ美しい女性たちがピカソの絵になりきる様は、ただただ美しく、見惚れるばかり。それでいてどこかシュール、というこの絶妙なバランスは、ピカソに対するオマージュゆえなのでしょうか。
それにしても、ピカソの絵に描かれた女性を実写化しようだなんて、よく思いついたものですよね。むしろその発想がシュールですよ、Recuencoさん。
アンバランスさから生まれる絶妙なバランスが、なんともいえないエロティシズムを醸しだしている、Recuencoさんのアートワーク8点。あなたも今すぐ、チェックしてみて。
(文=田端あんじ)
参考元:Eugenio Recuenco
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