パスタ、蝶の羽根、サボテンの棘、スイカの種……。これらはすべて、とあるアーティストが絵を描くキャンバスとして用いたものです。いいですか、キャンバスとしてですよ?
小さな空間に描かれた、繊細な絵画の数々。これらを手掛けたのは、トルコ・イスタンブールのアーティスト、Hasan Kaleさんです。
海外サイト『Colossal』に掲載されているのは、見目麗しい良作ばかり。キャンバスに用いた対象の存在を消すことなく、むしろ活かしている節すらあるのは、さすがのひと言に尽きます。
極小の絵筆を用いて、まるで魔法をかけるかの如く作品を完成させてゆく、Kaleさん。彼が描く絵は、よく目を凝らさなければ、その詳細を掴むことはできません。そこには、見る者の心を捉えて離さない強烈な力が。ホント、世界にはとんでもない才能を持った方がいるものですねぇ。
それでは早速、Kaleさんの作品を、みなさんにご覧いただくことにいたしましょう。隅から隅まで、思う存分お楽しみくださいませ。
(文=田端あんじ)
参考元:Collosal 、Hasan KaleさんFacebook
▼もうコレ魔法って言っちゃっていいよね?