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大阪人のソウルフード・たこ焼きにライバル出現か!? たこ焼きならぬ「えび焼き」を食べにオタロードへ行ってみた

2013年4月19日

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大阪グルメの代表格、たこ焼き。そこらで買って、そこらで食べられるというお手軽さと、それぞれのお店によって味が違うという奥深さを併せ持つ、大阪人のソウルフードです。

ご存じのとおりたこ焼きは、だしで溶いた生地にタコと天カスを入れて、半球状の鉄板でくるくると回しながら焼いたもの。たこ焼きというからにはタコが入っているわけで、たまに入っていないこともありますがそれはご愛嬌なのです。

ところが、大阪・日本橋の通称「オタロード」には、たこ焼きならぬ「えび焼き」があるというのです。えぇ、タコの代わりにエビが入っているんですってぇ~! えらいこっちゃ、これは大事件やでぇ~!

と、いうわけで、「オタロード」にやってきた記者。「オタロード」というのは、電器店街・でんでんタウンからひと筋西へ入った通りのことで、フィギュア店やゲーム店などがずらり。東京の秋葉原と並ぶ、日本有数のオタク街として知られるエリアです。

そんな「オタロード」の中ほどで、目当ての「なにわ海老丸本舗」を発見。店頭には、まるでたこ焼きを焼いているかのような様子で「えび焼き」を焼く男性の姿が。どこで買ったのか見当もつかない、たこ焼きからエビが顔を出している帽子を着ています。胸元の名札を見ると「てんちょう」……ほ、ほう、この人が店長なのね! なんだかシュールだわ!

テイクアウトもイートインもOKとのことなので、店内で食べることにしました。「えび焼き」は、ふわとろ食感の「焼き」か、香ばしい「揚げ」を選べて、トッピングは4種類からチョイス。

記者は「焼き」と「揚げ」を1人前ずつと、トッピングで「エビマヨ」を注文しました。ちなみに「焼き」も「揚げ」も6個入り各500円、トッピングは各50円、ソースとマヨネーズは無料です。

待っている間、てんちょうに話しかけてみることにしました。

記者「どうしてエビを入れてみようと思ったんですか?」
てんちょう「おもろいでしょ?」
記者「…………」
てんちょう「…………」

しばらくして運ばれてきた「えび焼き」は、たこ焼きからエビのしっぽが飛び出しているみたいな見た目。聞くと、タイのバナメイエビというエビを使っているとのこと。「揚げ」の方はカリカリに揚がっているので、エビのしっぽまでおいしく食べられるそうです。

まず、「揚げ」にソースをマヨネーズをかけて、いただきま~す。気になるお味は……カリッカリで、プリップリでうまし! 特製だしで溶いたという風味豊かな生地に、エビのうま味が加わって、さらに深みのあるお味になっておりますゾ!

「焼き」は、大人気だというエビマヨソースにディップして、いただきま~す。う~ん、まろやか。エビマヨを食べているのか、たこ焼きを食べているのか、はたまた「えび焼き」を食べているのか……こ、これは味覚のラビリンスやぁ~!!!!!

1階はカウンター席、2階はテーブル席。てんちょうやスタッフさんと愉快なトークをしたい人は、ぜひカウンター席に座ってちょうだい。たぶん、楽しいはずだから!

■なにわ海老丸本舗
住所:大阪府大阪市浪速区日本橋3-8-14
電話:06-6643-6611
営業時間:11:00~23:00
定休日:無休

(写真、文=夢野うさぎ)

▼大阪・日本橋のオタロード沿いにあります

▼新発売のえびせんも気になる……

▼おぉ、ほんまや! タコとちごてエビが入ってるでぇ~

▼くり、くりっと、えび焼きを回すてんちょう

▼こんな風に半球状の鉄板2枚を重ねると……

▼コロンとまん丸なえび焼きになるのです!

▼トッピングメニューはこんな感じ

▼「焼き」か「揚げ」が選べます

▼「揚げ」にソースとマヨネーズをかけてみました

▼プリップリのエビが入っています!

▼「焼き」にエビマヨソースをつけてみました

▼トロ、プリッ、トロロ~ン。想像しただけでもおいしそうでしょ!

▼シュールなてんちょうと、かっこいいスタッフのみつさん

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