デザイン性に優れた、バラエティー豊富なラインナップ。繊細な仕事ぶりがうかがえる、ディテールに至るまでの完璧さ。
オリジナリティー溢れるカップケーキを続々生み出している、イギリス・ロンドンの菓子店『Victoria’s Kitchen(ヴィクトリアキッチン)』のカップケーキを語る上で褒め言葉は多々あれど、なんといっても最大の魅力は、その「ハンパない可愛さ」に尽きるでしょう。
花やジュエリーといった、女性が絶対的に好むものを多くモチーフに採用している、『ヴィクトリアキッチン』のカップケーキ。色彩に富んでいるのに毒々しさがまったくなく、むしろ可憐で美しいところが、大人の女性の心をもガッツリ掴んで離しません。
ホールケーキは食べるときに切り分けなければいけないけれど、カップケーキなら配るのもラク。だからバースデーケーキとしてはもちろんのこと、「ウェディングケーキに」と注文するお客さんもたくさんいるみたい。たしかにこんなに可愛らしくてなおかつ美麗ならば、カップケーキのウェディングケーキも、アリかも!
ただひとつ難点があるとすれば、可愛過ぎて口にするのを躊躇(ちゅうちょ)せずにはいられないことくらい? この世のすべての女性のために作られたと言っても過言ではない、『ヴィクトリアキッチン』のカップケーキ。日本でも買えたなら、ホント言うことないんですけどねぇ。
(文=田端あんじ)
▼もはや芸術品ですな