救急箱は、家に常備しておきたい必需品。そこでご紹介したいのが、デザイナーGabriele Meldaikyteさんによって制作された治療キット『Home First Aid Kit』です。
「軽い切り傷」「重い切り傷」「火傷」と、色別に3パターン用意された治療キット。
怪我をしたら当てはまる項目を開き、指示どおりに手当を進めていけばいいだけ、というカンタンさがこちらのキットが持つ大きな魅力といえましょう。
順番に従って作業を進めていくだけでよいので、小さなお子さんから年配の方まで、誰でも戸惑うことなく治療することが可能。またこのある種の「流れ作業感」、たまらない人にはたまらないのではないでしょうか。
さらにこちらのキットには、「1人でも手当できるようすべて片手で行える」といった利点も。なるほど、こういう繊細な心配りは、既存の商品にありそうでなかったかもしれませんね。Meldaikyteさん、目の付けどころが素晴らしい!
絆創膏を貼ったり包帯を巻いたり、といった指示のみならず、「火傷した際には10分ほど水で冷やしてください」など細かい記載があるのもありがたい限り。実用的かつデザイン性にも優れた『Home First Aid Kit』、ぜひ日本語対応バージョンも制作してほしいものですね。
(文=田端あんじ)
▼このコンパクトさがまた、イイ!
▼「軽い切り傷から火傷まで面倒みますよ」