「今日はケーキがあるわよ~」
喜び勇んでみてみると、そこにあったのは、なんと人間らしき物体! え、しかもそれ、解体しちゃうの? スプラッター状態にした人間、もといケーキを食べろと? 絶対無理……無理ったら無理ーーー!
海外サイト『Neatorama』に掲載されていたのは、悪趣味極まりない実物大の人間型ケーキ。にやりと笑うその顔は、夢にまで出てきそうなほどやけにリアルです。あれ、でもこの人どこかで見たことがあるような気がするぞ……。
と思ったらこのケーキになっている人、サスペンスシアター『FOXCRIME』で放送されているドラマ『デクスター 警察官は殺人鬼』の主人公、デクスターではないですか! 聞けばこのケーキ、同ドラマのシーズン8とファイナルの放送を記念してイギリスで作られた、特製ケーキなんですって。
ご存知ない方のために説明すると、ドラマ『デクスター 警察官は殺人鬼』の主人公デクスターは、マイアミ警察の血痕鑑識官でありながらも、自身の殺人欲求を抑えきれないシリアルキラー。法で裁き切れない凶悪犯だけを狙って、己の衝動に従い彼らを次々と殺害していく、というのが大まかなストーリーです。
話は元に戻って、人間型ケーキについて説明することにいたしましょう。178cm105kgだという、こちらのケーキ。制作を行ったケーキアーティストユニット『Conjurer ‘s Kitchen 』曰く、完成までにかかった時間は、なんと100時間だというのだからスゴイ。使用された材料も「卵24個」「小麦粉25kg」「バタークリーム16kg」「ブラッドオレンジ20個」と、さすが、常軌を逸しております。
食べる際には、キッチン中をビニールで覆い(血が飛び散らないように、という演出?)、まずはじめに心臓に包丁がつきたてられた。そんなエピソードも恐ろしい、こちらの人間型ケーキ。食べるのにめちゃめちゃ勇気が要りそう、というか、食べたら確実にトラウマになるだろうなぁ。
(文=田端あんじ)
参考元:Neatorama
▼こりゃ完全に人間ですがな……
▼「いっただっきま~す!」
▼解体、もとい切り分け作業風景は、残酷すぎて見るに堪えませんっ
▼いやコレ、マジで食べる勇気ないっすわ……