たとえばあなたが写真を趣味としていて、昆虫を被写体に撮影したいと考えるならば、まず自然が多くあるところに出向くでしょう。野山や原っぱ、しかしそこに行けば自ずと害虫や蛇に出くわす、などといったリスクがつきまといますよね。
「そんなリスクを背負うのは嫌だ!」な~んて方におススメしたいのが、ベルギーの映画専門学校3年生Boris Godfroidさんの撮影法。なんと彼、野山のミニチュアジオラマを自作してしまうんですっ!
撮影室に持ち込まれたのは、昼夜を演出すべく必要な2~3の照明と、大量のレンガ。それらを植物や苔で覆って、大自然のジオラマを制作するとことから、Godfroidさんの作業は始まります。
フィルムの中に広がる世界が、まさかフローリングの数十センチ上にある人工的な世界だなんて、誰も信じないであろうクオリティー。あまりの出来栄えに、おそらくあなたもしばし言葉を失うでしょう。
まるで、自然の中にいるかのように昆虫たちを撮影できる、Godfroidさんの撮影法。よほど器用でない限り、そのまま真似するのは難しいかもしれませんが、作品を観れば俄然やる気が沸くかも!? というわけで、興味がある方はぜひ一度、お試しあれ。
(文=田端あんじ)
参考元:Boris Godfroid 、PetaPixel
▼こりゃスゴイわ
▼ジオラマ制作の様子
▼まばたきするのが惜しいくらいの美しさは必見!