モチモチした食感でおなじみ、中国が生んだ美味麺、刀削麺(とうしょうめん)。
小麦を水で練った塊を包丁で削り落してゆくワイルドな調理法が、大きな特徴であるこちらの麺。実は数年前から職人離れの進む現状を打破すべく、「刀削麺製造ロボット」なるものが中国にて生産され、わが国でもインターネットを中心にその存在が話題になってきました。
そしてこのたび、「イケメン」「猫」「ピノキオ」「アイドル」など様々なモチーフがあるらしい同ロボットが、満を持して日本上陸を果たしたのだそう! 味はもちろんのこと、一体どんな風貌をしているのかしら……ちょっぴり、いや、かなり気になるぅ!
問題の刀削麺ロボくんが働いている場所は、『刀削麺荘 唐家』錦糸町店。刀削麺を日本に持ち込んだ第一人者で『刀削麺酒家・日本橋店』のオーナーでもある劉偉氏が、タカラダイニング社長佐藤則益氏とタッグを組み生まれた同ロボくんは、「人間には出せない正確さと緻密な麺裁き」が大きな特徴なんですって。
さて、ロボくんの気になるビジュアルはといいますと……うおお、めっちゃ日本人顔! 黒髪・黒目、穏健そうな表情に、非常に好感が持てますねぇ。うん、彼、イイ仕事しそうだわ!
24時間休むことなく、ひたすら麺を削り続けるロボくん。ひたむきな姿に胸打たれたい、というあなたは、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
(文=田端あんじ)
参考元:刀削麺荘 唐家