「こんなの学生時代に持っていたら、クラスのヒーローだっただろうな……」一目見た瞬間、思わずこんな考えが頭をよぎってしまったのが、本日ご紹介する摩訶不思議なボールペン、『POLAR PEN』。
一体どんな点が「不思議」なのかと申しますと、同アイテム、ボールペンなのにも関わらず、ときにコンパス(!)になったりタッチペンになったり遊び道具になったりするというのですっ。
海外サイト『Colossal』によると、『POLAR PEN』の秘密の鍵を握るのはズバリ、「磁石」とのこと。というのも実はこちらのペン、キャップと芯、クリップなどを除く、いわば「ボディ」に当たる部分がすべて磁石になっているの!
通常ボールペンとして使用する際には、一定の長さに細分化された磁石をまっすぐに繋げた状態にしてキャップを開けるだけ。タッチペンとして使用したいときには、キャップを閉めた状態でそのままタッチ。
そしてコンパスにしたい場合には、ボディ部分を横に繋げて、その先端に芯を露出させた状態のペンを装着。ペン側ではないほうを手で押さえて軸にすれば、見事、即席コンパスの出来上がりです。ふおお、これは画期的!
デザインを手掛けたカナダ在住のインダストリアルデザイナー、アンドリュー・ガードナーさんによると、そのほかにも磁石パーツの組み合わせ方次第で、「バネ」などありとあらゆる遊び道具が生まれるとのこと。
あげく、シルバーとゴールド2種類を揃えれば、組み合わせを変えることでデザインまでチェンジすることができちゃうの。ぐぬぬ、なんという欲張り具合……こういう遊び心、とても男性的なかんじがするのは私だけでしょうか。
機能性に優れている上スタイリッシュ、高スペックの同アイテムは、意中の彼へのプレゼントにも最適。現在本格発売に向けて、資金調達サイト『Kickerstarter 』で出資者を募っているようなので、気になった方はぜひ、そちらも合わせてチェックしてみてくださいねっ。
(文=田端あんじ)
参考元:Colossal