JAXAとNASAの共同ミッションのアニメPVが公開される / 視聴者「無駄にクオリティーが高い」

今年度、種子島宇宙センターから打ち上げられる予定の衛星、『GPM主衛星/二周波降水レーダ”DPR”』。

「貴重な水資源」「危険な災害の要因」の両面を持つ雨を観測し、水が地球を循環するメカニズムを探るべく、JAXAとNASAの共同ミッションで進行している同プロジェクト。こちらのプロモーション映像が、10月18日、公式サイトにて公開されました。

降水の日変化を詳細にとらえるという同衛星の利用分野は、「水資源の管理」「より高い精度を持つ天気予報」「洪水警報」「異常気象の解明」と、実に様々。

若い世代にそのことを知ってもらい、ひいては宇宙に関心を持ってもらうため。また同時に、NASAおよび全米に日本のアニメコンテンツを知ってもらうために制作されたのが、今回公開されたPVなのですが、実際に視聴した人々から「無駄にクオリティーが高い」とコメントされるなど、その質の高さが密かに話題になっているみたいなの。

それもそのはず、同PVのアニメーション制作を担当したのは、アニメ『シュタインズゲート』や『ヨルムンガンド』などを手掛けた会社、『WHITE FOX』。この名前、アニメ好きならおそらく耳にしたことがあるのではないでしょうか。

プロモーションに本格オリジナルアニメを使用するあたり、JAXAの本気が伺える、同プロジェクト。興味がある方はぜひ、公式サイトも合わせてご覧になってみてくださいね。

（文＝田端あんじ）

参考元:JAXA GPM/DPRスペシャルサイト
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