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ユーモアたっぷりの皮肉にジワリ!女性の運転を禁ずる国サウジアラビアをボブ・マーリー名曲のパロディで痛烈風刺

2013年11月3日

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みなさんはご存じだったでしょうか。サウジアラビアが世界で唯一、女性が運転することを法律で禁止している国だということを。

今回ご紹介するのはそのことを痛烈に批判した1本の動画、『No Woman, No Drive』です。その全貌は、動画サイトYouTubeで観ることができます。

イスラム教国の中でも、とりわけ保守的なことで有名なサウジアラビア。しかしその法律をおかしいと感じたサウジ女性60名が、去る10月26日、動画サイトYouTubeに自らが車を運転する姿をアップロード。「女性が運転する権利」を訴えるキャンペーンを実行したのだそうです。

そしてその後、同キャンペーンのウェブサイト『OCT 26 DRIVING』に起きたとある事件。これが痛快だったの!

ある日のこと、同サイト上に次のような文が記載されました。「このサイトはハッキングされました。なぜなら私は、この国で女性が運転することを反対しているからだ」

続いて流れ始めるのは、『No Woman, No Drive』と名付けられた1本の動画……ってアレ? この曲ってもしや、レゲエの神様ボブ・マーリーの名曲『No Woman, No Cry』のパロディーではないですか!

驚くほどボブそっくりのダミ声で、意気揚々と歌い始めた、サウジアラビアの男性と思われる2人。その歌声によ~く耳を澄ますと、彼らの本意がわかります。

「バックシートに座っていれば、卵巣は万事安全。赤ちゃんをたくさんたくさん、産めるよ」「大丈夫、運転手があなたをどこへでも連れて行ってくれる。だって女王は運転する必要なんかないんだもの」「ただしボクのご飯だけは作ってね、半分わけてあげるから」…..っておい! 女王なのにご飯は作らなきゃいけないのおおお!? 矛盾してませんかあああ!?

さてみなさん、もうおわかりですね? 彼ら、もといサウジアラビア出身のYouTubeアーティストでコメディアンのAlaa Wardiさんらは、皮肉をたっぷりこめたユーモアで、時代遅れともいえる政府の取り決めに異議を唱えていたというわけ。粋なことしますねぇ、ホント。

ちなみにWardiさん、以前当サイトで取り上げたことのあるボーカリストで、今回披露しているボブそっくりのダミ声からは想像もつかないほどの美声の持ち主なの。というわけで、過去の楽曲も合わせてチェックしてみるのもまた、おススメですわよ。

(文=田端あんじ)

参考元:YouTube

▼しっかしボブさんそっくりだわ!!!

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