先日、ノルウェーの兄弟ユニット『Ylvis(イルヴィス)』がリリースした楽曲『The Fox(キツネ)』が世界中で爆発的人気を博し、そのことがインターネットを中心に日本でも話題になりましたが、みなさんはご存知だったでしょうか?
「犬はワン、猫はニャア、ネズミはチュウ、でもキツネはなんて鳴くんだ?」
動画サイトYouTubeに投稿された同曲、その中で披露された、このとんでもなく馬鹿馬鹿しい歌詞、そして無駄にクオリティーの高いメロディー。そんな途方もないギャップがリスナーの心を激しくキャッチした模様。
加えて、おじいさんが唐突に雄たけびをあげたり、人々が森のなかで狂ったように踊ったり、を繰り広げるカオスなPVがツボにハマったという人が続出したみたい。
さて、重ねて言わせていただきますが、歌詞の内容はハッキリ言って限りなく「しょーもない」。しかしですね、改めて聴くと本当に曲がイイんですよ! そう、まさに「無駄に」カッコイイの!
「リン・ディン・ディン」「ハティー・ハティー・ホウ」などの擬音語で埋め尽くされたサビ部分は、『LMFAO』の『パーティーロックアンセム』を彷彿させるクールさだし、なんといってもこのループ感、クセになるんですよねぇ。たとえるなら、どこかで耳にしたことのある定番パーティーチューン、といった印象かしら。
同曲を聴いた日本人リスナーからも、次のような声がずらり。
「面白い!」
「目が回った」
「ほんとくだらねえ」
「ふざけた歌詞だけど哲学的にもとれる」
「アヒッアヒッハッヒ~! なんだろう、懐かしい響き」
「キツネはコンコンやで」
「コンコンは日本だけだぜ」
たしかに、日本ではキツネはコンコンが定番! ああ、彼らに今すぐ教えてあげたいっ!そしたらアンサーソングみたいなの、作ってくれるかな?
投稿からおよそ1カ月半が経過してもなお、再生回数が伸び続けている同曲PV。PSYの『江南スタイル』に続くロングヒットなるか、今後の展開に要注目ですね。
(文=田端あんじ)
参考元:YouTube