ママの公式スポンサー、P&Gグローバルのソチオリンピックに向けてのCMがあまりにも感動するのでご紹介します。記者は、この記事を書く前に2回見て、2回とも泣きました。
赤ちゃんが立ち上がろうとして転ぶ。何度転んでもお母さんが優しい言葉をかけて抱き起す。スノーボードで転んだ男の子をお母さんが引っ張り上げ、濡れた服を着替えさせてくれる。スケートでジャンプに失敗して、脚を怪我した女の子のリハビリを応援する……。美しい旋律にのせて、だんだん子どもたちが大きくなっていきます。
小さいころは、観客はお母さんひとりだった。でもオリンピックでは、本当の観客の中にまみれたお母さんがなんだか小さく見える。そして成長した我が子を見守っている。
あの華やかな舞台の裏に、こんなにも応援してくれる母の存在があること。誰よりも近くで見守っていてくれた母の存在がいること。もちろん、すべてが美しいわけではないはず。嫌だなと思うことや不満もあったはず。でも全部ひっくるめても、やっぱり母は偉大だ。
このCMを見て、なぜオリンピックがあんなにも心に響くのか。ただ技がすごいだけではなく、人生をかけた並みならぬ努力があったから。そして何より、決して注目を浴びない部分で、陰ながら応援してくれたひとの人生をかけた並みならぬ愛が詰まっているから。それがオリンピックに感動する理由のひとつなのではとわたしなりに思いました。母親であることはこんなにも美しいんです。
スポーツに限らず、「夢」に向かって挑み続けるひとに是非見てほしい。そして、誰よりも自分のことを応援してくれるひとを思い出してほしい。
それってやっぱり、お母さんだよね。
参照元:YouTube, P&G マイレシピ.com
(文=黒猫葵)